動画で直近相場をリサーチ「チャートで選ぶ個別株」。
こちらは、様々なファンダメンタルズ要因から個別株の銘柄を選択するのではなく、
小次郎講師流で【チャートの形状】から今興味深い銘柄を観察してみよう!
第19回目は「富士通」(6702) です。
目次
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※ 本動画は決して特定銘柄を推奨するものではございません。投資判断は自己責任にてお願い致します。
※ 本動画では TradingView のチャートを使っています(TradingViewへのリンクはこちら)
音が出せない方は、以下の画像とテキストをご確認ください^^!
富士通ってどんな会社?
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- 東証一部上場企業
- PC、ソフトウェア、ルーター、半導体等を手掛ける
- ITサービスで国内トップ、世界4位の業績をあげる
- 日本通信業界の先駆け
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富士通はパソコンでも有名な日本の総合エレクトロニクスメーカーです。
その始まりは1923年の関東大震災。被害を受けた電話設備の復旧に尽力し、欧米で主流だった電話交換機を導入したのが富士通だったそうです。
日本の通信業の発展に大きく貢献した企業ですね。
チャート分析
チャートで分かる「富士通の強さ」
富士通のチャートを見て「強い会社だと分かります」と小次郎講師。
日経平均との比較をした時(コシダカホールディングスの記事で解説してます!)
日経平均は売りの局面が多かったにも関わらず、富士通は2018年2月からずっと上昇トレンドが続いているからだそうです。
しかし、こんな強い上昇トレンドの中でも少し注意が必要だそうで・・
安定的な上昇トレンドではない?
小次郎講師はこの上昇トレンドの中で高値と安値に線を引いたとき「だんだんと幅が小さくなってきている」点に注目します。
これが何か変化の前触れで、トレンドが終わりに近づいている印象を受けるそうです。
安定した上昇トレンドであればトレンドラインとチャネルラインの間を行き来し続け上昇していきますが、富士通はその幅がどんどん小さくなっています。
確かに上げの勢いが無くなっている気もしますね。
また他にも安定的な上昇トレンドとは言い切れない理由があるそうです。
トレンドは200日EMAでチェック
200日EMAが右肩上がりで、価格が200日EMAよりも上にあるのが長期の安定的な上昇トレンド。
200日EMAが右肩下がりで、価格が200日EMAよりも下にあるのが長期の安定的な下降トレンド。
と定義する小次郎講師。
富士通のチャートは
上昇トレンドには見えますが、価格が200日EMAよりも上にある時と、下にある時があります。
ダウ理論(詳しくはコチラを読んでみてくださいね)的には上昇トレンドですが、200日EMAとの関係性を見ると安定的な上昇トレンドではなく
「もみ合い強含み」という表現を小次郎講師はしています。
トレンドの終わりは推進波と訂正波を見よ!
上昇トレンド中の上げを推進波(下降トレンド中の下げ)
上昇トレンド中の下げを訂正波(下降トレンド中の上げ)
と言います。
安定的な上昇トレンドの最中には推進派の方が訂正波よりも長くなりますが、このトレンドの終了を告げるのが推進波と訂正波の関係が入れ替わった時です。
富士通のチャートでも2018年3月ごろからの推進波と訂正波が見分け辛くなっていますね。
これも安定的な上昇トレンドと言いきれない一つの理由になっているそうです。
まとめ
完璧な上昇トレンドに見える富士通のチャートでしたが、その中にも注意ポイントがたくさんありました。
多角的にチャートを見て、慎重で大胆なエントリーが出来るようになりたいですね!
今回小次郎講師と一緒にチャート分析をしたニッシーの緊張した姿も必見ですので、ぜひ動画でもご確認ください^^
それでは、次回の動画もお楽しみに~!!