あー、お腹がぐるぐるするぅ…。
道に落ちてる落雁でも拾って食べました?
(道端にぽろっと落雁落ちてるってどんな状況だよ…)
違います。お堂でお昼寝していて起きたら急に冷え込んでて…。あたた。
違います。お堂でお昼寝していて起きたら急に冷え込んでて…。あたた。
お腹出して寝てましたもんねぇ。もう涼しい季節になったんですからダメですよ気をつけなきゃ。
くっ…ぽんぽん出してたことが悔やまれる…。
それよりも、見てたならそっと優しく布団を掛けてくれてもいいじゃないですか!!
それよりも、見てたならそっと優しく布団を掛けてくれてもいいじゃないですか!!
(えぇっ…お母さんじゃないんだから…。)
たたた…。ぽんぽんの恨みは…重いぞ…!
甘えなさんな!!
ヒィッ!
それよりも、神聖な神の御前であるお堂で昼寝していた大罪、万死に値する。
悔い改めよ。
悔い改めよ。
(もうなんか色々な宗派が入り乱れてて筆者の知識のいい加減さが露呈してるなぁ…)
MACD後編
さて、それでは前回の続きでMACDの最終章といきましょうか。
残る関門は「ヒストグラム」っすね!
上の図だと赤い縦に伸びてる棒状のものがヒストグラムです。棒グラフですが、他のものと同様に「線」と思ってもらって構いません。
これは何を表してるんですか?
それこそが今日の本題。まずは例によって計算式から見ていきましょう。
あら!シンプル。
分かりやすいですよね。じゃあ計算式の意味はわかりますか?
前回までで、シグナルはマックディ線の9日移動平均だということを学んだので、マックディ線からシグナルを引いたら、その差が分かりますね!
つまり2本の線の間隔ということですね。
あれ、この一連の流れ、なんか既視感が…。
デジャヴ!
デジャヴ!
え?デジャヴ!?
そうだ!(電球マークで閃く)
まさにこれ、マックディ線と同じ流れじゃないすか!
まさにこれ、マックディ線と同じ流れじゃないすか!
ご名答!よく分かりましたね。
2本の移動平均線の間隔を見てるのがマックディ線。
そのマックディ線とシグナルの間隔を見てるのがヒストグラム。
なんか移動平均線が“親”だとしたら、マックディ線が“子”でヒストグラムが“孫”みたいだなぁ。
そのマックディ線とシグナルの間隔を見てるのがヒストグラム。
なんか移動平均線が“親”だとしたら、マックディ線が“子”でヒストグラムが“孫”みたいだなぁ。
その直感はなかなか正しいかもしれませんよ。
実はMACDのオリジナルとは別に、後々開発されたMACD2というものがあって、その中にヒストグラムが入っていた。つまり後から搭載されたものなんです。
実はMACDのオリジナルとは別に、後々開発されたMACD2というものがあって、その中にヒストグラムが入っていた。つまり後から搭載されたものなんです。
最初はなかったのかぁ。
マックディ線とシグナルのゴールデンクロス・デッドクロスは2本の移動平均線のゴールデンクロス・デッドクロスよりも早く出現する、というのは前回までに学びました。
「先行性がある」ってやつですよね。
ということは、その通常より「早い」マックディ線とシグナルのゴールデンクロス・デッドクロスをさらに先に知りたくなるのが人間の性(さが)。いや、ここでは寺子屋っぽく「業(ごう)」と言っておきましょうか。
業=カルマ!
ヒストグラムの幅を見ていればこの先マックディ線とシグナルが交差しそうかどうかが分かるんです!
確かに上のチャートを見るとヒストグラムの幅が最大→小になった後マックディ線とシグナルがクロスしてますね。
そしてヒストグラムが0になると、マックディ線とシグナルがゴールデンクロス・デッドクロスしたということ。これは「2本の移動平均線とマックディ線の関係」と全く同じですね。
あれ?そうすると無限にその関係性が構築できる気が…。
ヒストグラムの動きに9日移動平均線をつけて、その間隔を見る新しいヒストグラムのようなものを付けたら、さらに先読みができて…の繰り返し!
マトリョーシカみたい!
ヒストグラムの動きに9日移動平均線をつけて、その間隔を見る新しいヒストグラムのようなものを付けたら、さらに先読みができて…の繰り返し!
マトリョーシカみたい!
まぁ確かにそれは考えますよね。でも、ヒストグラムの上下だけでも結構ダマシが多いんですよ。先読みできる、ってことはそれだけちょっとした価格変動で動くわけですから、当然ダマシも多くなる。上のチャートでもちょこちょこ動いてますでしょう。
だから、ヒストグラムより先行性のある指標を開発したら、もうダマシだらけになっちゃうんです!
だから、ヒストグラムより先行性のある指標を開発したら、もうダマシだらけになっちゃうんです!
なるほど。それじゃあ使えませんね…。
そういう訳で、ヒストグラムが0に向かって動き出したな、と思ったらそれだけを売買サインにして買ったり売ったりするのではなく、トレンド転換の予兆を先に感じ取るツールだと思えば非常に使えるツールとなるんです!
ワンテンポ早く仕掛けたいって時に力を発揮しそうですね。
ヒストグラムの小動きを見るのではなく、大きな山を捉えるイメージ。
山が大きければ大きいほどしっかりとしたトレンドということですからね。
山が大きければ大きいほどしっかりとしたトレンドということですからね。
上の図にもあるように、価格変動の中で起こる順番としては
① ヒストグラムの天井打ち(ピークアウト)・底打ち(ボトムアウト)
↓
② マックディ線とシグナルのクロス
↓
③ 12日指数平滑移動平均線と26日指数平滑移動平均線のクロス
という順番です。
① ヒストグラムの天井打ち(ピークアウト)・底打ち(ボトムアウト)
↓
② マックディ線とシグナルのクロス
↓
③ 12日指数平滑移動平均線と26日指数平滑移動平均線のクロス
という順番です。
サインの意味合いとしては①でトレンド転換の予兆を感じ取り、②で実際に仕掛け、③で仕掛けたタイミングが合っていたことの裏付けを取るといったイメージでしょうか!?
その通り。そして以下のような名言が出来上がります。
(自分で名言って言っちゃうと、なんかもう…)
MACDを使うときは下のその部分を見るだけでなく、
上のチャートの2本の指数平滑移動平均線も併せて見ることをお忘れ無く。
大事なことだからもう一度言いますよ。
「MACDは5つの線で分析すべし!」
以上でMACDの解説は終了となります。
上のチャートの2本の指数平滑移動平均線も併せて見ることをお忘れ無く。
大事なことだからもう一度言いますよ。
「MACDは5つの線で分析すべし!」
以上でMACDの解説は終了となります。
あざっす!分かりゃした!
これで僕もMACDマスターですね。ふっふふん♪
これで僕もMACDマスターですね。ふっふふん♪
(すぐ驕るからなぁこの子は…)
いいですか瞬くん。「分かってる」と「きちんと使いこなせてる」じゃ大違い。
今回で掴んだ本質を繰り返し繰り返しチャートで確認して、自分のものにしていくことを肝に命じてくださいね。
それが「学ぶ」ということです。
いいですか瞬くん。「分かってる」と「きちんと使いこなせてる」じゃ大違い。
今回で掴んだ本質を繰り返し繰り返しチャートで確認して、自分のものにしていくことを肝に命じてくださいね。
それが「学ぶ」ということです。
当たり前っす!小次郎講師の弟子の名に恥じぬよう研鑽を重ねていくっす!
じゃあ、まずやることは何ですか?
(当然過去のチャートでMACDの有用性を検証するプラクティスを…)
(当然過去のチャートでMACDの有用性を検証するプラクティスを…)
え?お腹痛いんでもう寝よっかなぁって。
(ダメだこりゃ…)
おしまい