神藤さんこんにちは!
秋も終盤に差し掛かっていますが、
私の食欲は止まりません!
そうですね、10月が終わり、11月相場になってきました
あ!そういえば、
アメリカの主要三市場が史上最高値を更新しましたね!
お!よく勉強していますね
ちなみに三市場、なんだかわかりますか?
えーっと、
まずNYダウでしょ?
・・・
(笑)
NYダウ、S&P500、ナスダック
この三市場です
笑われた!!ガーン
Mihoさんは、この時起きていた変化の兆しに気がつきましたか?
変化の兆し?
体重には、変化の兆しが見えていますが、、、
はぁ、、、
相場で起きていた変化の兆しというのが、ダイバージェンスといいます。
ダイバージェンス?
簡単に言うと、チャート上におけるマーケットの変化の兆しですね。
ということで今回は、ダイバージェンスについて解説します。
よろしくお願いします!
ダイバージェンスというのは、日本語で逆行現象といいます。
逆行現象、、、
私のお腹は順行現象、、、?
ダイバージェンスは、基本的に2種類あります。
ひとつは、オシレーターダイバージェンス
オシレーターって、MACDとか、RSIとかの指標のことですよね
おっ、その通りです。
価格とオシレーターの動きが逆行していることを、オシレーターダイバージェンスといいます
もうひとつは、異市場間ダイバージェンス
異市場間・・・?
異なる市場の間ですか?
例えばNYダウと、S&P500を比べて価格の推移が違う
というのが異市場間ダイバージェンスです。
・・・はぁ。
言葉で言っても難しいと思うので、
実際にチャートを見てみましょうか。
んもぉ〜
最初からそうしてくださいよ〜
(^^;)
まずはオシレーターダイバージェンスの例を見ていきます
NYダウの日足チャートですね
2019年2〜5月ごろを見てください。
価格は右肩上がりで上昇していますね。
ところが、、、
MACDは右肩下がりになっています!!!!!
価格の動きとオシレーターの動きが逆行している。
これをダイバージェンスといって、変化のサインとして見ます。
なるほど〜
必ずサインになるという訳ではないんですけどね。
変化するかもしれないよ〜ってことですね!
そうですね、これが2回、3回と続くと
信憑性は少しずつ高くなるというのが
ダイバージェンスというサインになります
ふむふむ
勉強になります!
続いて、異市場間ダイバージェンスの例を見てみましょう
こちらも、NYダウの日足チャートですね
ここに、S&P500とナスダックの価格を
折れ線グラフで入れてみました
赤い線がS&P500、黒い線がナスダックの価格ですね
例えば、NYダウが高値を更新する前に、
ナスダックが早い段階で史上最高値を更新しているのがわかりますか?
あ〜!本当だ!
ん?
よく見ればS&P500も、NYダウが高値を更新する前に、高値を更新しています!
そう!
つまり、ナスダックとS&P500は最高値を更新していたけど、NYダウは更新していなかった
というのが異市場間のダイバージェンス
なるほど!
でも今回はNYダウも最高値を更新しました、、、
これは、ダイバージェンスは否定された、ということなんですか?
そうですね、今回は騙しになりました。
これはいわゆる変化のサインなので、
これでS&P500、ナスダックが下がってくるようであれば、
売りのサインになるわけです
もしかしたら異市場間ダイバージェンスがうまく機能して
価格が下がるかもしれないという、小さなサインは出ていたんですね
しかし、それが否定され、NYダウも史上最高値を更新しました
アメリカの株価は新たな歴史を作ろうとしているんですね!?ワクワク
流れとしては全体的に非常に強く、上がる方向に動き始めた
ということが言えます
おお〜
あとはこのNYダウがしっかりと
今まで抵抗線だったところが支持線になって、上に上がっていけるのかどうか
というのがポイントとなってきますので、そこを注目して見てみましょう
わかりました!!!!グゥ
Mihoさん、、、失笑
お腹と体重もダイバージェンスしてくれればいいのに!!!!!
ははは
以上、ダイバージェンスについての解説でした
ありがとうございました!
※この記事は、11/5に公開された「おしえて!神藤さん!」の動画を記事にしたものです。