一目均衡表⑪ 半値線の3つの役割

この記事では、一目均衡表における「半値線の3つの役割」を学びます。

Youtubeの動画でも解説しているので、併せてご活用ください。

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半値線とは?

半値線とは、「ある期間の最高値と最安値の中心部分をつないだもの」です。

3つの半値線

上図のように、一目均衡表には「転換線」「基準線」「先行スパン2」の3つの半値線が使われています。

他にも「先行スパン1」は「基準線」と「転換線」の半値線を26日将来に描いたもので「特別半値線」と呼ばれています。

また、「遅行スパン」は終値を26日過去に描いたもので本来「半値線」とは言えないが、一目均衡表の識者の中には、これを「一日の半値線」と言う方もいます。

これらの半値線は、それぞれ「短期」「中期」「長期」の半値線ですが、その中でも中期を表す「基準線」が最も重要です。

半値線の役割

半値線には、上図のような3つの役割があります。

  1. その期間の「相場水準」を表す
  2. 「均衡点」を示す
  3. トレンドを示す

「1」の「相場水準」とは「価格変動の中心」のことで、3つの線はそれぞれ「短期」「中期」「長期」の「相場水準」を表します。

「2」の「均衡点」は、「売買勢力が均衡する位置」のことです。

どこからか買方が優勢になったり、売方が優勢になったりしますが、その均衡する点を示してくれます。

「3」は、半値線の傾きや全体観で「上昇トレンド」や「下降トレンド」「もみあい」であることを示すということです。

 半値線の極意

短期・長期のトレンドおよび売買勢力の推移を見極めながら、中期トレンドに沿って売買をしていく――小次郎講師は、これが半値線の極意であると言います。

一般的に最もメジャーな移動平均線と比べても、半値線は多くの情報を示してくれます。この半値線を用いているということが、一目均衡表の最も優れた点の一つです。

まとめ

この記事では、一目均衡表の「半値線の3つの役割」について勉強しました。

YouTubeの動画では、小次郎講師の言葉で詳細を確認することができます。とくに「3.トレンドを示す」について厚く解説していますので、ぜひ、動画もご覧ください^^

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