この記事では、一目均衡表における「半値線の3つの役割」を学びます。
Youtubeの動画でも解説しているので、併せてご活用ください。
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※ 本動画では TradingView のチャートを使っています(TradingViewへのリンクはこちら)
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半値線とは?
半値線とは、「ある期間の最高値と最安値の中心部分をつないだもの」です。
3つの半値線
上図のように、一目均衡表には「転換線」「基準線」「先行スパン2」の3つの半値線が使われています。
他にも「先行スパン1」は「基準線」と「転換線」の半値線を26日将来に描いたもので「特別半値線」と呼ばれています。
また、「遅行スパン」は終値を26日過去に描いたもので本来「半値線」とは言えないが、一目均衡表の識者の中には、これを「一日の半値線」と言う方もいます。
これらの半値線は、それぞれ「短期」「中期」「長期」の半値線ですが、その中でも中期を表す「基準線」が最も重要です。
半値線の役割
半値線には、上図のような3つの役割があります。
- その期間の「相場水準」を表す
- 「均衡点」を示す
- トレンドを示す
「1」の「相場水準」とは「価格変動の中心」のことで、3つの線はそれぞれ「短期」「中期」「長期」の「相場水準」を表します。
「2」の「均衡点」は、「売買勢力が均衡する位置」のことです。
どこからか買方が優勢になったり、売方が優勢になったりしますが、その均衡する点を示してくれます。
「3」は、半値線の傾きや全体観で「上昇トレンド」や「下降トレンド」「もみあい」であることを示すということです。
半値線の極意
短期・長期のトレンドおよび売買勢力の推移を見極めながら、中期トレンドに沿って売買をしていく――小次郎講師は、これが半値線の極意であると言います。
一般的に最もメジャーな移動平均線と比べても、半値線は多くの情報を示してくれます。この半値線を用いているということが、一目均衡表の最も優れた点の一つです。
まとめ
この記事では、一目均衡表の「半値線の3つの役割」について勉強しました。
YouTubeの動画では、小次郎講師の言葉で詳細を確認することができます。とくに「3.トレンドを示す」について厚く解説していますので、ぜひ、動画もご覧ください^^