この記事では、一目均衡表の「もみあい相場での使い方」を学びます。
Youtubeの動画でも解説しているので、併せてご活用ください。
目次
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※ 本動画では TradingView のチャートを使っています(TradingViewへのリンクはこちら)
音が出せない方は、以下の画像とテキストをご確認ください^^!
5つの線だけが一目均衡表ではない
一目均衡表には、転換線や基準線、遅行スパン、先行スパン1、先行スパン2といった5つの線があります。
ここまでの記事(や動画)で、これらの線をトレンド相場でどう分析するのかについて学んできましたが、それだけが一目均衡表ではありません。ほとんど知られていませんが、一目均衡表を使うともみあい相場を分析することもできます。
一目均衡表はもみあい相場に強い
一目均衡表の各線は、様々な期間の「半値」を表しています。この「半値」を用いた指標であることが、一目均衡表はもみあい相場に強い所以です。
もみあい相場の見つけ方
まず、一目均衡表を使ったもみあい相場の見つけ方です。
どうやら、各線(とくに基準線)が横ばいであることがポイントになるようです。
さらに、もみあいが長期化すると、それぞれの線の間隔が狭まり各線は1本の線や帯のようになります。
このような状況において、各線の好転や逆転は意味をなしません。むしろだましになるので注意が必要です。
もみあい相場の中心
一目均衡表は「半値」を用いた指標なので、もみあい相場の中心を容易に見つけることができます。
もみあい時の仕掛け方
また、仕掛けの狙いどころも明確です。
もみあいの中心と前回までの高値や安値をみれば、もみあい相場の幅が一目瞭然です。価格変動の目安が分かるので、値動きを見ながらそこを狙います。
もみあい放れの仕掛け方
そして、もみあい相場からトレンド相場に移行する「もみあい放れ」においても、一目均衡表ならワンテンポ早く仕掛けることができます。
これは、以下の図をみるとよく分かると思います。
実際の相場では、もみあい相場の中心は常に一定ではありません。この中心の変化がもみあい放れを予兆することもあります。
例えば、次のような場合、もみあい放れは上放れの可能性の方が高いです。
- 横ばいの基準線と先行スパン2がある
- 基準線の方が先行スパン2よりも上に位置している
中心が切り上がっていると上放れ、切り下がっていると下放れの可能性が高いです。
まとめ
この記事では、一目均衡表の「もみあい相場での使い方」について掘り下げてきました。
YouTubeの動画では、さらに詳しく学ぶことができます。
ぜひ、動画もご覧ください^^