一目均衡表⑥ 先行スパン1と先行スパン2

この記事では、一目均衡表の「先行スパン1」「先行スパン2」について掘り下げて学びます。

Youtubeの動画でも解説しているので、併せてご活用ください。

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※ 本動画では TradingView のチャートを使っています(TradingViewへのリンクはこちら

音が出せない方は、以下の画像とテキストをご確認ください^^!

先行スパン2

まずは先行スパン2の基本的な情報を確認します。

計算式

(過去52日間の最高値 + 最安値)÷ 2 を26日将来に描画

※本日を含めた過去52日間

意味

  • 長期(52日間)の上昇トレンドの半値押しにあたる
  • 長期(52日間)の下降トレンドの半値戻しにあたる

長期の半値を26日前にずらすことで「半値に到着する時間的な目安」も同時に図示しているのが先行スパン2です。

一目均衡表には、あらかじめ典型的なパターンを図示しておく「予測」という考え方があり、先行スパン2は最も重要な役割を担っています。

ポイント

先行スパン2を見るときには、以下の点に注意が必要です。

先行スパン1

続いて、先行スパン1の基本的な情報を確認します。

計算式

転換線と基準線の半値を26日将来に描画したものが先行スパン1です。通常の半値線とは異なるため、「変則半値線」と呼ばれることがあります。

意味

変則半値線と呼ばれる先行スパン1には次のような意味があります。

つまり、短期と中期をまとめて把握するための線が先行スパン1であると言えます。

注目ポイント

  • 上昇トレンドの深い押しは先行スパン1まで
  • 下降トレンドの深い戻しは先行スパン1まで

下図のように転換線や基準線、先行スパン2とあわせて、先行スパン1は重要な押し目や戻しの目安になります。

まとめ

この記事では、一目均衡表の「先行スパン1」「先行スパン2」について掘り下げてきました。

YouTubeの動画では、さらにチャートを交えながら詳しく学ぶことができます。

ぜひ、動画もご覧ください^^

 

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