この記事では、「一目均衡表の基本」を学ぶことができます。
Youtubeの動画でも解説しているので、併せてご活用ください。
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一目均衡表とは
一目均衡表は日本で作られたテクニカル分析で、一目山人という方が考案しました。この方は新聞記者で小学生のころから株式投資をやっていた、とも言われています。
日本初のテクニカル指標で、海外でも大人気の一目均衡表を小次郎講師に解説していただきましょう。
一目均衡表の基本
一目均衡表は5つの線によって構成されています。
- 転換線
- 基準線
- 遅行スパン
- 先行スパン1
- 先行スパン2
まずは一目均衡表をみたら、どの線がこの5つのうちに当てはまるかが分かるようになることが重要です。
このうち、先行スパン1と先行スパン2によって作られる帯が「雲」と呼ばれます。
それぞれの線について詳しく見ていきましょう。
転換線と基準線
まずは転換線と基準線です。
転換線は価格の一番近く、ローソク足に一番近い線を基準線と呼びます。
小次郎講師は転換線と価格の関係を一番近いことから「転換線は価格の恋人」という呼び方をされています。
基準線は転換線の外側に位置している線で、少し距離があることから「基準線は価格の友達」という言い方をされています。
先行スパン1と先行スパン2
先行スパン1,2はその名の通り価格の先を行き、現在のローソク足よりも先に描かれる線です。
この二つの線が先ほどの雲を形成します。
雲を形成する上下の線のうち凸凹が激しい方が先行スパン1と呼ばれ、横ばいな時間が多い線を先行スパン2と呼んでいます。
遅行スパン
遅行スパンは5つの線の中で唯一、現在の価格よりも遅れて描かれる線です。
5つの線の計算式
一目均衡表を難しく感じている方が多いですが、各線の計算式は、小学生でも計算できる簡単なものです。
このように、一目均衡表のほとんどの線が「半値」で構成されています。
注意ポイント
一目均衡表にはいくつかの注意ポイントがあります。以下の点によく注意して使用してください。
① 計算はすべて当日を含める
「26日ずらす」とありますが、実際には「25日、将来や過去にずらす」ことを指します。これは日本の「数え年」によるもので、注意が必要です。
② 一目均衡表は日足以外でも使える
一部で誤解があるようですが、一目均衡表は日足以外でも使うことができます。そのときのパラメーターは日足以外でも同様の数値を用います。
まとめ
この記事では「一目均衡表の基本」について学びました。
YouTubeの動画では、小次郎講師の細かな解説を交えながら学ぶことができます。
ぜひ、動画もご覧ください^^