用語解説42「十字」

チャート分析を学びながら
投資用語の勉強ができてしまう

「チャート分析 用語解説」

言葉の意味や成り立ちなどはもちろん、実戦でどうやって使っていくのかまで、しっかり解説していきます!

第42回目は「十字」です。

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※ 本動画では TradingView のチャートを使っています(TradingViewへのリンクはこちら

音が出せない方は、以下の画像とテキストをご確認ください^^!

十字

今回の用語は「十字」です。

十字線の事でローソク足の形の一つである用語を

神藤さんと小次郎講師に解説していただきましょう。

十字線とは

ローソク足の形の一種で、寄引同時線の中のひとつです。

漢数字の十の形になっていて始値と終値が同じで、実体が無くひげだけで構成されている形です。

十字線の意味

・十字線は始値と終値が同じで、気迷いの動きを示している

・天井圏や底値圏で出現するときは転換暗示となる

十字線が出るということは買い方と売り方の勝負がつかなかった、つまり相場の気迷いを示しています。

また上げ相場の天井圏や、下げ相場の底値圏で出てくる十字線はそれまでの勢いがなくなりお互いに拮抗した結果と言えるため

相場転換の暗示になることもあるそうです。

十字線のポイント

十字線は上がってから下がる、下がってから上がる、どちらの動きをしても同じ形のローソク足を作ります。

ですので、相場を読み解く上では十字線の次の足がポイントになってきます。

相場が気迷っているときにどちらの方向にいくかを次の足が教えてくれることが多いそうです。

十字線=相場転換、と捉えるのではなく、あくまで相場が気迷いムードにあるという事をしっかりとおぼえておきましょう。

・始値と終値が同じということは、買方と売方の勢力が拮抗していて、引き分けに終わっている

・十字線だけでなく上十字や舌十字なども気迷いの動きを示している

・実体が十字に近い足も基本的には気迷いの動き

・十字線は気迷いなので、「十字線=転換暗示」と考えるのでは無く、気迷っているので次の足が大事になる

まとめ

今回は「十字(十字線)」について解説していただきました。

十字線がチャートで出てきたときには次の足をしっかりと意識することが大事なんですね^^

動画内では「出来高との関係から見る十字線」について小次郎講師に詳しく解説していただいてますのでぜひご覧ください^^

それでは、次回の動画もお楽しみに!

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