チャート分析を学びながら
投資用語の勉強ができてしまう
「チャート分析 用語解説」
言葉の意味や成り立ちなどはもちろん、実戦でどうやって使っていくのかまで、しっかり解説していきます!
第41回目は「移動平均乖離率」です。
動画でみる
↓↓ チャンネル登録はコチイメージ
※ 本動画では TradingView のチャートを使っています(TradingViewへのリンクはこちら)
音が出せない方は、以下の画像とテキストをご確認ください^^!
移動平均乖離率
今回の用語は「移動平均乖離率」です。
「乖離率」は「かいりりつ」と読みます。
難しそうなインジケーターですが、とてもシンプルという事ですので、使い方や注意点を
小次郎講師と神藤さんに解説していただきましょう^^
移動平均乖離率とは
移動平均乖離率とは
・株式相場や為替市場で価格が移動平均線とどれくらい離れているかを見る指標
価格が急落、急騰した際にはこの乖離率がぐっと上がってくる仕組みで、逆にもみ合っているときなどは
乖離率は低くなります。
計算式は
・{(当日の終値-移動平均線)÷移動平均線}×100
で割り出されます。
一般的に解説されている使い方
・一般的には5日移動平均線で±10%。25日移動平均線で±20%以上離れたところから、移動平均線に接近するところを狙う
・日足であれば5日、10日、25日、75日を使用し、週足であれば13週、26週を見る
一般的にはこのような使い方が解説されており、
大きな乖離が起きた時の反転を狙って逆張りをする。という使い方があるとされています。
ですがここで神藤さんから
「この解説を鵜呑みにしてはいけない!」と注意が入ります
正しい移動平均線乖離率の使い方
先ほど解説にあった
・一般的には5日移動平均線で±10%。25日移動平均線で±20%以上離れたところから、移動平均線に接近するところを狙う
という方法は乖離からの反転を狙って移動平均線の方向への価格収束を狙った逆張り方法です。
しかし、神藤さんは移動平均乖離率が高くなる(低くなる)という事は「大きなトレンドが発生している状態」を理解することが大事
と仰っています。
この理解があれば移動平均乖離率の使い方は順張りでの使用が正しいと言えます。
もし乖離からの反転を狙うのであれば、チャートの反転も確認してから仕掛ける必要があるんですね。
・相場状況の変化は刻一刻と変化するため、何%で反転するかを決めることはできない
・乖離がある=相場に勢いがある
という事を頭において適切なインジケーターの使い方をしていきましょう。
まとめ
今回は「移動平均乖離率」について解説していただきました。
乖離率が高い、低いということはそれだけ相場に勢いがあるという大原則を意識してトレードに役立てていきたいですね。
動画内では小次郎講師にも詳しく解説していただいてますのでぜひご覧ください^^
それでは、次回の動画もお楽しみに、