用語解説40 「ロング・ショート」

チャート分析を学びながら
投資用語の勉強ができてしまう

「チャート分析 用語解説」

言葉の意味や成り立ちなどはもちろん、実戦でどうやって使っていくのかまで、しっかり解説していきます!

第40回目は「ロング・ショート」です。

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※ 本動画では TradingView のチャートを使っています(TradingViewへのリンクはこちら

音が出せない方は、以下の画像とテキストをご確認ください^^!

ロング・ショート

今回の用語は「ロング・ショート」です。

買いを表すロングと売りを表すショートですが、どの

小次郎講師に解説していただきましょう^^

ロングショートの語源

“買い”と”売り”を英語で言うとなんというでしょうか?

ほとんどの方がBuyとSellを思い浮かべると思いますが、

多くの証券会社で使われる買いの略称はLongのL、売りはshortのSが使われています。

なぜ長い短いという意味のLong Shortが使われているのでしょうか?

語源を検索すると、上昇トレンドは長く下降トレンドは短いからと解説されていますが実際には違い、

Long には積み重ねて長くする
Shortには取り崩して短くする

という意味が語源になっているそうです。

なぜ積み重ねて長くする=買い取り崩して短くする=売りということになるのでしょうか…

ロングショートの意味

昔の取引所の話です。

売買が開始したころには取引のたびに木札の受け渡しがありました。

買いをいれれば1枚、2枚…と自分のもとに木札を置いていき、売りをいれればその木札を渡して減らしていく。

こういったやり取りで木札を積み重ねていったり、木札を取り崩していくという行為が「Long」「Short」の語源となったそうです。

海外と日本の「買い売り」の違い

日本には買いと売りのほかに建ち落ちという考え方があります。

建ちと落ちは仕掛けと手仕舞いと考えていただければ分かりやすいですね。

買い、売りそれぞれに建ち売りの2種類があり

・買い建ち仕掛けの買い)

・買い落ち(手仕舞いの買い)

・売り建ち(仕掛けの売り)

・売り落ち(手仕舞いの売り)

があるので、新規の売買と手仕舞いの売買を区別して考えるのが日本式です。

それに対して先ほどの木札のやり取りから分かる通り海外ではロングとショートという2つの売買しかないというのが一般的で

両建てといった考えは基本的に無いという事なんですね。

今、海外の証券会社などで両建てが出来るのは、日本式を取り入れたおかげみたいですよ。

まとめ

今回は「ロング・ショート」について解説していただきました。

所説あるようですが、このような語源があるなんて株取引の歴史はとても深いのですね^^

動画内ではロングショート戦略についても小次郎講師にも解説していただいてますのでぜひご覧ください^^

それでは、次回の動画もお楽しみに、

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