チャート分析を学びながら
投資用語の勉強ができてしまう
「チャート分析 用語解説」
言葉の意味や成り立ちなどはもちろん、実戦でどうやって使っていくのかまで、しっかり解説していきます!
第38回目は「ダブルトップ」です。
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※ 本動画では TradingView のチャートを使っています(TradingViewへのリンクはこちら)
音が出せない方は、以下の画像とテキストをご確認ください^^!
ダブルトップ
今回の用語は「ダブルトップ」です。
有名なチャートの形ですので、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
どのように形成されて、どのように流れが変わっていくのかを基礎から勉強していきます。
それでは神藤先生と小次郎講師に解説していただきましょう^^
ダブルトップとは
天井形成のパターンの一つで比較的起きやすい形の一つと言われています。
長期的な上昇トレンドが続いた後に高値を二つつけることで流れに変化が起きるパターンです。
基本的なダブルトップ完成の流れ
ダブルトップ完成の流れは長期上昇トレンド中に
BからCの上昇においてAの高値に並び、価格を更新できずに
Cで天井を付けてからチャネルラインの下限を割り込む。
その後にBに引いた水平線も割り込むことでダブルトップが完成します。
チャネルラインは安値と安値を引いたトレンドラインに平行な線のことですね。
こちらのチャネルラインの動画でも詳しく解説していますので、ご覧ください^^
基本的なダブルトップ完成後の流れ
ダブルトップ完成後はCで天井を付けてからチャネルラインの下限を割り込みます。
そのままBの水平線も割り込んでいきます。
このBの安値を割ることで上昇トレンドが終わったことを示していますが
チャネルラインの下限を割り込んだタイミングで上昇トレンド終了の予兆を感じる事が出来るようですね。
その後にはDで目先の安値を付けて切り返しが入りEで価格が止まりサポレジ転換が起きます。
これが基本的なダブルトップの形です。
必ずこの形になるわけではないですが、Eの価格まで届いた形のサポレジ転換は精度が高くなるそうです。
出来高との関係性
ここでダブルトップを形成した時の出来高の傾向を見てみましょう
ダブルトップが出来るタイミングは上昇トレンドの最中です。
ということは買いの力が強く、その分出来高も増加していく傾向にありますね。
ところがダブルトップが出来る時には買いの勢いが無くなっていき出来高が減少する傾向が見られるます。
ぜひチャートの形と出来高の関係性も参考にしてみてください。
ダブルトップの仕掛け
最後にダブルトップの仕掛けの基本パターンを見ていきましょう。
①はチャネルラインの下限を割り、ひとまず上昇トレンドが終わったかなというタイミングでの比較的早い仕掛けとなっています。
このタイミングは再度上昇トレンドに戻るケースもそれなりにあることを注意しておきましょう
②は明確に上昇トレンドが終わったというネックラインを割ったタイミングでの仕掛けです。
ここが一般的な仕掛けとして多いと思われるタイミングですね。
③はネックラインで切り返してサポレジ転換を確認した後の仕掛けです。
ダブルトップ形成後に必ずこの形になるわけではないので仕掛けのタイミングを逃すこともあり得ますね。
①は仕掛けのタイミングが早く大きな利益を得ることができますが、その分騙しといったリスクもあります。
③であれば精度としては①に比べて高いといえるでしょうが、その分エントリーのタイミングが遅いので利益も少なくなります。
神藤さんはご自身の性格に合わせて仕掛けのタイミングを選んでいただくのがいいと仰っていました。
まとめ
今回は「ダブルトップ」について解説していただきました。
動画内では小次郎講師の仕掛けのタイミングについて詳しく解説していただいていますのでぜひご覧ください^^
それでは、次回の動画もお楽しみに~。