チャート分析を学びながら
投資用語の勉強ができてしまう
「チャート分析 用語解説」
言葉の意味や成り立ちなどはもちろん、実戦でどうやって使っていくのかまで、しっかり解説していきます!
第35回目は「ドテン」です。
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※ 本動画では TradingView のチャートを使っています(TradingViewへのリンクはこちら)
音が出せない方は、以下の画像とテキストをご確認ください^^!
ドテン
今回の用語は「ドテン」です。
ドテンはポジションの入れ替えのことで、畳をひっくり返した時の擬音とポジションをひっくり返すのをかけて「ドテン」と言うそうです。
それでは神藤先生と小次郎講師に解説していただきましょう^^
ドテンとは
ドテンは漢字で「途転」と書き、現在のポジションを決済して反対のポジションを建てることです。
買を持っていたら途中で決済して売りに転じるという事ですね。
買いも売りも出来る信用取引や先物取引、FX、CFDなどで出来る手法です。
反対のポジションを建てるという事ですので、「ドテン売り」と「ドテン買い」の2つのケースがありますね。
ドテン買い・ドテン売り
それぞれのドテンが有効なケースを見ていきましょう。
ドテン売り
①上昇トレンドから下降トレンドに移行するところをドテン売り
②レンジ相場の抵抗線のところでドテン売り
ドテン買い
①下降トレンドから上昇トレンドに移行するところをドテン買い
②レンジ相場の支持線のところでドテン買い
②はもみ合い相場で細かく取引を行っていく手法で、狭い幅で買いも売りも両方取っていくパターンでです。
下の図のように、利益確定してドテン、利益確定をしてドテンと繰り返していくんですね。
神藤さんはこういった取引はFXをされている方が使う事が多いと仰っていました。
上級者のドテン買い・ドテン売り
損切りをしてドテンするパターンもあります。
・買エントリーするも支持線を割ったのでドテン売り・売エントリーするも抵抗線を超えたのでドテン買い
この場合はレンジ相場でドテンを行っている最中に自分の思惑と逆方向に行き支持線や抵抗線を割ったので、逆のポジションにドテンするパターンです。
もみ合い離れをした時に素早く損切りを行ってすぐにドテンするという上級者のテクニックです。
メリット・デメリット
それではドテンのメリット・デメリットを見てみましょう。
メリット
・両方のポジションで効率よく利益を狙える
・損失を抑えることができる
デメリット
・往復ビンタ(買いも売りも損となる)の可能性
・ポジションを常に持っている状態になる
・初心者には難しい
こういったメリット・デメリットがあるため、
・根拠をもって活用する必要がある
・チャート上の抵抗線支持線をしっかりと確認する
ということが重要なんですね。
往復ビンタにならないようにチャート分析をしっかりと学んでから活用することや、初心者のうちは使わない方がいいと神藤さんは仰っていました。
まとめ
今回は「ドテン」について解説していただきました。
FXをやる上で基本的な考え方にもなりますので、しっかりと理解しておきたいですね。
動画内では小次郎講師にも詳しく解説していただいていますのでぜひご覧ください^^
それでは、次回の動画もお楽しみに~。