チャート分析を学びながら
投資用語の勉強ができてしまう
「チャート分析 用語解説」
言葉の意味や成り立ちなどはもちろん、実戦でどうやって使っていくのかまで、しっかり解説していきます!
第34回目は「pips」です。
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※ 本動画では TradingView のチャートを使っています(TradingViewへのリンクはこちら)
音が出せない方は、以下の画像とテキストをご確認ください^^!
pips
今回の用語はpipsです。
ピップスやピプスと言われるFXをされている方には馴染みのある言葉ですね。
それでは神藤先生と小次郎講師に解説していただきましょう^^
pipsとは
pipsとはpipの複数形で、「percentage in point」の略です。
percentageとは100分の1のことで、円の場合には円の100分の1を表し
1pips=0.01円=1銭ということになります。
そして、ドルの場合にはセントの100分の1を表し、1pips = 100分の1セントを表します。
昔はこのpipsが最小の値動き単位として取引が行われていたそうですが、今ではそれ以下の取引もできるようになっているそうです。
FXにおいて、○○円儲かったというのは分かりやすいですが、○○ドル儲かったという時にどれくらい儲かったのかが分かりにくいため
異なる通貨間でもどれくらい値幅が動いたのかを比較しやすくするためにこのpipsが使われるようになったそうです。
1pipはどこか?
それでは1pipを見る時にはどこを見れば分かるでしょうか。
神藤先生が分かりやすいように見るべき小数点の位置を教えてくれました。
クロス円の際には小数点第2位を参照して、クロスドル、クロスポンドの場合には小数点第4位の位置を見ることで1pipがどこかが分かるんですね。
計算式
それでは最後に計算を見てみましょう。
ドル円で110.603で買って110.803で決済した際には0.2円の幅を取れていることになるので20pipsとれていることになります。
そしてユーロドルで1.17606で買い、1.17806で決済した際には0.0020ドル=0.20セント=20pips取れたということになります。
これをそれぞれ10000通貨ずつ取引した際には
ドル円の場合:20pips×10000通貨で2000円
ユーロドルの場合:20pips×10000通貨で2000セント≒2200円
という形で20pipsで2000円前後取れたということがイメージしやすくなるのです。
注意ポイント
最後に小次郎講師がpipsについての注意点に触れています。
pipsはドルストレートが〇〇ドル取れた、〇〇ユーロ取れた、〇〇ポンド取れたという事をわかりやすくするための共通単位です。
そのドルで計算したpipsと円で計算したpipsが金額的に近くて分かりやすいとなっていますが、
それは1ドルが100円前後というレートだからこそ成り立っています。
いつかこのレートが大幅に変わった時にはpipsで計算したものと実際の金額が全く違うという事にもなりかねません。
そういう事が起こりうるという事を頭においておき、pipsに円をかけて銭単位のpipsを出していったほうが確実と仰っていました。
まとめ
今回は「pips」について解説していただきました。
FXをやる上で基本的な考え方にもなりますので、しっかりと理解しておきたいですね。
動画内では小次郎講師にも詳しく解説していただいていますのでぜひご覧ください^^
それでは、次回の動画もお楽しみに~!