lチャート分析を学びながら
投資用語の勉強ができてしまう
「チャート分析 用語解説」
言葉の意味や成り立ちなどはもちろん、実戦でどうやって使っていくのかまで、しっかり解説していきます!
第30回目は「三法」です。
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※ 本動画では TradingView のチャートを使っています(TradingViewへのリンクはこちら)
音が出せない方は、以下の画像とテキストをご確認ください^^!
三法
今回の用語は「三法」です。
以前、用語解説で酒田五法の一つ「三兵」を扱いました。
その酒田五法の内の一つ「三法」について解説していただきましょう^^
酒田五法
三法は江戸時代の相場師、「本間宗久」によって生まれた言葉で
ローソク足の並びを基本としたテクニカル分析「酒田五法」を考案した人物です。
五法は
三山、三川、三空、三兵、三法
の5つから成っています。
休むも相場
この酒田五法のうち
三山、三川、三空、三兵は足の組み合わせやパターン分析についての言葉ですが
三法は相場に対する心構えについての言葉だそうで、
売るべきか買うべきか迷っている時に売買しても悪い結果に繋がりやすい
迷ったときには手仕舞って休むこと
という「休むも相場」を謳ったものだそうです。
みなさんもポジションを持っていないときの方が冷静に相場を判断できた経験があるのではないでしょうか?
上げ三法と下げ三法
この休むも相場という考えから発展して出来たのが上げ三法・下げ三法です。
上げ相場の途中で比較的長い陽線が出現した後に前日の陽線の中で三本陰線を入れて小休止するが、長い陽線を下回ること無く調整して再び上げ相場に戻る動き
長い陽線の後の3つの陰線はそれだけを見れば黒三兵といい、その陰線だけを見れば大きな下げ暗示の強い足とされますが、
休むも相場という視点で見ると上昇相場の中の一時的な休みと捉えることができるのです。
そして3本の陰線の後の陽線で再び上昇トレンドに戻っていくのが上げ三法です。
下げ相場の途中で比較的長い陰線が出現した後に前日の陰線の中で三本陰線を入れて小休止するが、長い陰線を上回ること無く調整して再び下げ相場に戻る動き
こちらも上げ三法と同じような考えで、下降相場の中の一時的な休みとして三本の陽線が出現して再び下降トレンドに戻っていくという流れです。
上げ三法も下げ三法も冷静に相場を見ていくことができれば小さな変化に対しても冷静な判断が出来るということなんですね^^
まとめ
今回は酒田五法の一つ「三法」について解説していただきました。
トレードに自信が無いときや、エッジのない場面では、休むことが非常に重要なんですね。
動画内では小次郎講師にも解説していただいていますのでぜひご覧ください^^
それでは、次回の動画もお楽しみに~!