チャート分析を学びながら
投資用語の勉強ができてしまう
「チャート分析 用語解説」
言葉の意味や成り立ちなどはもちろん、実戦でどうやって使っていくのかまで、しっかり解説していきます!
第29回目は「ウェッジ」です。
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※ 本動画では TradingView のチャートを使っています(TradingViewへのリンクはこちら)
音が出せない方は、以下の画像とテキストをご確認ください^^!
ウェッジ
今回の用語は「ウェッジ」です。
ウェッジはゴルフをやる方であれば「サンドウェッジ」など聞いたことはあるのではないでしょうか?
日本語では「くさび」と訳されますね。
それでは神藤先生に用語の基本を解説していただきましょう^^
ウェッジとは
中段保ち合いのチャートパターンのひとつ
ローソク足で見た場合、くさび形のような形が特徴
上値抵抗線と下値支持線が鋭く接近する三角形
中段保ち合いは、階段や踊り場と言われる形で、トレンドがあった相場が一休みしてトレンド転換することなくトレンドが継続する形のことです。
ローソク足で見たときには、高値と高値を結んだ上値抵抗線と安値と安値を結んだ下値支持線が鋭く接近していく形です
2つのウェッジ
ウェッジには状況によって上昇相場のウェッジと下降相場のウェッジがあります。
- 上昇相場のウェッジは
上昇トレンドの中で下方向に向いたウェッジを形成し再び上昇トレンドに戻って上放れする形
- 下降相場のウェッジは
下降トレンドの中で上方向に向いたウェッジを形成し再び下降トレンドに戻って下放れする形
上がってた相場に下向きの三角形or下がっていた相場に上向きの三角形が出たときにはウェッジを疑うことで、
トレンド継続の形では!?と一段レベルの高い分析が出来ますね。
続いて小次郎講師にも解説していただきましょう^^
三角持ち合いのパターン
ウェッジは三角持ち合いのパターンのひとつで、非常に大事な形だと小次郎講師。
三角持ち合いは中間波動(もみ合い相場)で出現するので、その後のトレンドが継続するか転換するかを見分ける重要なチャートパターンで、
海外では「ウェッジ」や「ペナント」、「トライアングル」などとも呼ばれているそうです。
ウェッジがトレンド継続のパターンになりやすいのは
下降トレンドの場合、安値が安定的に上がっているのに対して高値の上がり方は小さくなっており
だんだんと勢いが無くなっていく様な形に見えるので、フラッグのような高値抵抗線と下値支持線が並行になった形よりも
トレンド継続しやすいということだそうです。
まとめ
今回はトレンド継続のチャートパターンの一つ「ウェッジ」について解説していただきました。
ウェッジが出てきた時はトレンド継続の可能性が上がるんですね~!
動画内ではウェッジが出てきた時の仕掛けのポイントや、フラッグとウェッジの違いについても解説していただいていますのでぜひご覧ください^^
それでは、次回の動画もお楽しみに~!