用語解説27 「坊主」

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チャート分析を学びながら
投資用語の勉強ができてしまう

「チャート分析 用語解説」

言葉の意味や成り立ちなどはもちろん、実戦でどうやって使っていくのかまで、しっかり解説していきます!

第27回目は「坊主」です。

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※ 本動画では TradingView のチャートを使っています(TradingViewへのリンクはこちら

音が出せない方は、以下の画像とテキストをご確認ください^^!

坊主とは

今回の用語は「坊主」です。

坊主はローソク足の種類を表す用語とのことですが

どんな形で、どんな意味があるのかまずは神藤先生に解説していただきました^^

坊主とは

坊主とは

・ヒゲが無く実体の大きな陽線、または陰線のことをいいます

坊主には種類があり

・丸坊主

・大引坊主

・寄付坊主

という3種類があるそうです。

そして陽線で出てきた「坊主」は買方の勢力がとても強いことを示します。

大陽線ということだけでも強いことがわかりますが、ヒゲが無いとそれよりも買勢力が強いということを表しているんですね。

同じように陰線にも丸坊主・大引坊主・寄付坊主があり

売方の勢力がとても強いことを表しています。

続いては小次郎講師にも解説していただきましょう^^

坊主の強さ

小次郎講師は3つの坊主「丸坊主・大引坊主・寄付坊主」

これらに強さの違いがあると仰っています。

この中で一番強いのは丸坊主だそうで、買方の勢力が一気に押し寄せて売方が押し出されたような状況なんですね。

では次に強いのは大引坊主と寄付坊主のどちらでしょうか?

ヒゲの付き方に注目してみましょう。

大引坊主は実体の下にヒゲが付いていて、寄付きは実体の上にヒゲが付いています。

ですので

大引坊主の動きは始値から一旦売りが入って下にいったものの一気に買勢力が押し寄せることで出来た大陽線です。

それに対して

寄付坊主は始値から開始してから一気に買勢力が押し寄せたあと高値を付けて、少し戻されて出来た大陽線です。

このことから最後に戻された寄付坊主のほうがやや弱く、寄付坊主が2番めに強い坊主ということになるんですね!

つまり陽線の場合には丸坊主>寄付坊主>大引坊主という順番になります。

 

続いて陰線の場合はどうでしょうか?

陰の坊主の場合もやはりいちばん強いのは陰の丸坊主です。

では寄付坊主と大引坊主はどちらが強い陰線になるでしょうか?

寄付坊主は始値から一気に売勢力が押し寄せて安値を付けたあと、最後に買勢力に戻された形です。

大引坊主は始値から一旦買いが入って価格が上がったもののその後には一気に売勢力が押し寄せた形です。

このことから陰の坊主の場合には丸坊主>大引坊主>寄付坊主ということになるんですね!

まとめ  

今回は「坊主」について解説していただきました。

坊主が出てきたときには今までの流れが変わるような大きな転換点になりそうですね!

動画内ではチャートを使って解説していただいていますのでぜひご覧ください^^

それでは、次回の動画もお楽しみに~!

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