チャート分析を学びながら
投資用語の勉強ができてしまう
「チャート分析 用語解説」
言葉の意味や成り立ちなどはもちろん、実戦でどうやって使っていくのかまで、しっかり解説していきます!
第12回目は「RSI」です。
目次
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※ 本動画では TradingView のチャートを使っています(TradingViewへのリンクはこちら)
音が出せない方は、以下の画像とテキストをご確認ください^^!
RSI
オシレーターの代表的な指標である「RSI」
日本語では「相対力指数」といいますが、どういう計算式で、どんな事がわかるのか?
どんな時に使うのかを、解説していただきます^^
RSIとは
RSIとは
Relative Strength Index
の略称で、
売り勢力と買い勢力の相対的な強さを示す指標です。
ワイルダーによって開発された指標で、ワイルダーはATRやパラボリック等の有名なテクニカル指標をいくつも開発しているスゴイ人です。
ではこの指標を”小次郎講師流”で勉強していきましょう^^
小次郎講師流テクニカル分析勉強法~RSI編~
小次郎講師のもとでテクニカル分析を勉強するなら、このルールに沿って勉強していきましょう!
其の1 計算式を覚える
其の2 その計算式が価格変動のどこを見ているかを理解する
其の3 売買シグナルを覚える
其の4 それが何故、買いシグナルなのか。何故、売りシグナルなのかを理解する
ただ単に売買のタイミングだけを覚えて使うのではなく、そのインジケーターやオシレーターが何を示しているのか、という
本質を知った上で使いこなす、という事が重要という事ですね!
ではこのルールに沿ってRSIを勉強しましょう!まずは其の1です。
其の1 計算式を覚える
RSIの計算式は
$$RSI=\frac{n日間の上昇幅}{n日間の上昇幅+下落幅} \times 100%$$
計算式だけを見てもピンときませんね^^;
ではn日間を今日と明日の2日間として例をだします。
今日 200円上がる
明日 100円下がる
この例だと、
$$RSI=\frac{200}{200+100} \times 100%=66.7%$$
ということでRSIは66.7%と出るわけですね。
其の2 計算式が価格変動のどこを見ているかを理解する
RSIは一定期間内の上げ下げで合計いくら動いたかを計算して、その内の上がり幅は何割です。という指標でした。
買い勢力が強い場合には上がる幅が大きい
売り勢力が強い場合には下がる幅が大きい
こういったことを見るのがRSIですね。
其の3 売買シグナルを覚える
【買いシグナル】
30%以下で推移していたRSIが30%を上抜いてきた時
【売りシグナル】
70%以上で推移していたRSIが70%を下抜いてきた時
【注意点】
RSIの基本は70%で売り、30%で買いと言われますが、加速しているトレンドが更に加速する可能性もあるので、盲目的に信じるのは危険ですよ~!
其の4 なぜ買いシグナルなのか、なぜ売りシグナルなのかを理解する
RSIの基本は50%です。(100円上がって翌日100円下がれば50%ですね)
ですので50%を超えたときは買いが強い、下回った時は売りが強いと言えますね。
その中で70%を超えると標準より買いが加速している、30%を下回ると標準より売りが加速している、という事が意識され利益確定が起きシグナルとなります。
このことを理解した上で、「トレンド相場かもみ合いかを認識することが重要」と小次郎講師。
もみあい相場の時にはRSIは有効なシグナルとなりやすく、70%を超えたらあっという間に売られ、30%を下回るとあっという間に買いが入ります。
それに対しトレンド相場の時には勢いが更に加速してドーンと上がっていく、下がっていく事があるそうです。
なので、うかつに70%を超えてるから売る、30%を下回っているから買う、という単純なエントリーの仕方はいけませんよ~ということでした。
まとめ
買いと売りのシグナルを分かりやすく出してくれるRSIですが、本質を理解しないと思わぬことになるかもしれません汗
しっかりと自分の中で落とし込んでRSIを使いこなしていきましょう^^
動画ではトレーディングビュー上でのRSIの見方、トレンド相場での注意点を詳しく解説していただいてますので是非ご覧ください~!
それでは、次回の動画もお楽しみに~!!