チャート分析を学びながら
投資用語の勉強ができてしまう
「チャート分析 用語解説」
言葉の意味や成り立ちなどはもちろん、実戦でどうやって使っていくのかまで、しっかり解説していきます!
第10回目は「ソーサ―」です。
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※ 本動画では TradingView のチャートを使っています(TradingViewへのリンクはこちら)
音が出せない方は、以下の画像とテキストをご確認ください^^!
ソーサ―ってなに?
一般的にソーサ―とはカップの下に置かれる受け皿のことですね。
ではチャートでのソーサーとは何でしょうか。
神藤さんに解説していただきました。
ソーサーとは
- トレンド転換のチャートパターンのひとつ
- ソーサートップとソーサーボトムの形がある
- 受け皿のような形が特徴
チャートパターンには2つの種類があって
①トレンド転換の「リバーサルフォーメーション」
②トレンド継続の「コンテニュエイションフォーメーション」
と言います。
ソーサーはこの「リバーサルフォーメーション(トレンド転換)」のチャートパターンの一つですね。
ソーサートップとソーサーボトム
ソーサには大きく分けて2種類の形があります。
- ソーサートップ
- ソーサーボトム
どちらもトレンド転換の時に出てくる形です。実際の動きがコチラ
ソーサーボトムは受け皿のような形で、ソーサートップはひっくり返したような形になっていますね^^
ソーサーボトムを見ると大きな下げも無く、強い材料もないのでしばらくジグザグして、底練りをしていますね。
ここから徐々に切り返していき、少しづつトレンド転換に向かうそうです。
プラットフォーム
このようにジグザグとした動きの後にプラットフォームという動きがあります。
プラットフォームは、一つステージを変えて保ち合いに移行した動きのことを指します。
このプラットフォームの中でサポートラインが形成され切り返していくとソーサーのパターンが完成されます。
そしてプラットフォームでネックラインを割った時が、絶好の買い、売りのポイントとなるという事です。
ソーサーの注意点
ソーサーの基本形はこのようにして完成しますが、中には「ダブルソーサー」といってソーサーが2回続くこともあるそうです。
小次郎講師は「底打ちというものは1回だけで終わることは少ない」と仰っています。
一度底打ちをして上がってきたと見せながら、もう一段階下がって2番底を探す。この動きでソーサーが2回続くということがあるそうです。
この騙しに惑わされないように注意したいですね!
まとめ
トレンドの転換時には、これまでのトレンドがゆっくりと減速して終わるものと、加速して終わりを迎えるものがあります。
今回解説していただいたソーサーはゆっくりと減速してトレンド転換をしていくものの代表例でした。
ソーサーを見つけたら「ソーサーの後にプラットフォームの中で底を切り上げ、これ以上下がらない事が分かった時」がエントリーポイントですよ~!
動画内ではより詳しくソーサーについて解説していますので是非ご覧ください!
それでは、次回の動画もお楽しみに~!!