チャート分析を学びながら
投資用語の勉強ができてしまう
「チャート分析 用語解説」
言葉の意味や成り立ちなどはもちろん、実戦でどうやって使っていくのかまで、しっかり解説していきます!
第6回目は「もみ合い・レンジ・ボックス相場」です。
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※ 本動画では TradingView のチャートを使っています(TradingViewへのリンクはこちら)
音が出せない方は、以下の画像とテキストをご確認ください^^!
もみ合いとレンジ
もみ合いとレンジには次のような違いがあります。
もみ合い
- 横ばい相場
- ほぼ動いていない(動きが小さい)
- ごちゃごちゃしている
- 上下どっちに動くか分からない
レンジ
- 横ばい相場
- ラインを引くことができる
- ○○円~○○円の間(ある一定の値幅)を動く
- 上と下の幅で利益を獲ることができる(それなりの値幅がある)
ちなみに、神藤さんはもみ合い相場を見るとワクワクするそうです。
なぜ、ワクワクするのかと言うと、
- もみ合い相場は誰もが獲れないから注目しない
- もみ合いやレンジが終わるとトレンドが出てくるケースが多い
- だからこそ、もみ合い相場を見ると「いつ終わるんだろう」とワクワクする
ということなのだそうです。
つまり、
- もみ合い相場が終わる瞬間を見極めようという観点でチャートを見ている
- もみ合いの上放れ・下放れが売買のチャンスである
- 長期間のもみ合いであればあるほど良い
ということですね。
6ヶ月クラスのもみ合いを見ると、小次郎講師もワクワクするそうです。
はっきりしない もみ合い
上限と下限が決まっていればトレードがしやすいのですが、レンジ相場のようなもみ合いは少なく、実際には「高値安値がはっきりしないもみ合い相場」が非常に多いです。
そんなときは「もみ合いの中心を意識すると良い」と小次郎講師は言います。
例えば上図のもみ合いだと、「もみ合いの後半で中心が上に移動した」ということが分かります。これは「もみ合い相場の中でバランスが買いに傾いた」ということを表しています。
ボックス相場
「動きが箱のような形で、その中で価格が動いていくこと」
こんな相場のことをボックス相場と言います。
- ボックスを突破すると、そこから値動きが出る
- 価格変動の基本的な動き
ボックス相場が続くと、多くのトレーダーは「値ごろ感」を持ってしまいますが、これは非常に危険なことです。
値ごろ感とは「ここまでいったら買われる」「ここまでいったら売られる」という相場における先入観のことです。
ボックス相場における値ごろ感は「レンジの上限や下限」を表すので良いのですが、次のボックス相場に移り変わるときに大きな損が出てしまいます。
もみ合い・レンジ・ボックス相場を見つけたら「どちらに放れるか」に注目することが重要です。
もみ合い・レンジ・ボックス相場も、正しく理解して投資に活かしていきたいですね!
それでは、次回の動画もお楽しみに~!!