チャート分析を学びながら
投資用語の勉強ができてしまう
「チャート分析 用語解説」
言葉の意味や成り立ちなどはもちろん、実戦でどうやって使っていくのかまで、しっかり解説していきます!
第4回目は「三尊天井(ネックアンドショルダー)」です。
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※ 本動画では TradingView のチャートを使っています(TradingViewへのリンクはこちら)
音が出せない方は、以下の画像とテキストをご確認ください^^!
三尊天井(ネックアンドショルダー)とは何か?
三尊天井は非常に有名なチャートパターンですね。投資経験が豊富な方で「三尊天井を知らない」という方はいないでしょう。
- チャートにおける天井形成の基本形
- 海外ではヘッドアンドショルダーと言われる
- 酒田五法では三山と呼ばれる
三尊天井に対して、底打ちの場合は「逆三尊」という呼ばれ方をします。
三尊天井(ヘッドアンドショルダー)はなぜ出来るのか
三尊天井は「上昇波動から下降波動への転換」を表しています。
上昇局面では、高値と安値を切り上げながら波動を形成していきます。
それに対して、下降局面では高値と安値を切り下げながら波動を形成します。
この2つを組み合わせると三尊天井の形になります。
このように上昇波動から下降波動に切り替わるときに三尊天井が形成されます。
三尊天井のどこで売買するのか
三尊天井の売買のポイントを判断するには、まず「ネックライン」を見る必要があります。
- ネックラインとは2つの底を繋いだところ
このネックラインを下抜けたところで「三尊天井が完成した」とされます。
いつもキレイな形の三尊天井になるわけではありませんが、ネックラインを引いてみるとチャートの強弱が大変分かりやすくなります。
この例なら、
- 上の三尊天井は転換後の下げが比較的弱い
- 下の三尊天井は比較的強い
ということが分かります。
このネックラインを下抜けたところが「絶妙なエントリーのポイント」です。
三尊天井のチャートパターンを見つけたら必ずそのあと下がるということではありませんが、いつでも売りでエントリーできるように準備することが必要です。
ネックラインでサポレジ転換
サポレジ転換に注目すると、三尊天井のエントリーの精度をさらに高めることができます。
サポレジ転換とは、今までのサポートラインがレジスタンスになること、もしくはレジスタンスラインがサポートになることを言います。
三尊天井のネックラインは強力なサポートラインであることが多く、
- サポートラインを下抜け
- サポレジ転換してかつてのサポートラインがレジスタンスになり頭を抑えられる
ということが起こると、そこが強力なエントリーのポイントになることがあります。このケースは、通常の三尊天井のエントリーのポイントよりも優位性があるとされています。
動画の中では、小次郎講師がチャートも交えて分かりやすく解説してくれています。ぜひご覧ください^^!
三尊天井も、正しく理解して投資に活かしていきたいですね!
それでは、次回の動画もお楽しみに~!!