チャート分析を学びながら
投資用語の勉強ができてしまう
「チャート分析 用語解説」
言葉の意味や成り立ちなどはもちろん、実戦でどうやって使っていくのかまで、しっかり解説していきます!
第1回目は「三角もちあい」です。
目次
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※ 本動画では TradingView のチャートを使っています(TradingViewへのリンクはこちら)
音が出せない方は、以下の画像とテキストをご確認ください^^!
三角もちあいって何?
もみあい相場の中でも、
- 上限が切り下がり
- 下限が切り上がり
- 高値をつないだ線と安値をつないだ線が収束していく
こういう状態を指します。
三角もちあいは、次のようなところで起こりやすいようです!
- 3波動の2波目
- 上昇相場の踊り場
三角もちあいは世界共通
海外でも広く知られている概念で、「トライアングル」「ペナント」などと呼ばれています。
また、一目均衡表でも「P波動」として重要視されています。
さまざまな三角もちあいがある
シンメトリー・トライアングル
下がっている角度と上がっている角度が同じくらいの三角もちあいを指します。
アセンディング・トライアングル
上がほぼ平行で、下が切り上がっているものを指します。
平行でなくても、角度にそれなりの差があればアセンディング・トライアングルだと捉えて問題ないようです。
ディセンディング・トライアングル
上が切り下がっていて、下がほぼ平行な三角もちあいです。
これも同様で、平行でなくとも、角度にそれなりの差があればディセンディング・トライアングルとします。
アセンディング・トライアングルの特徴
移動平均線をつけたとしたら右肩上がりになります。つまり、だんだん平均値が上がっていき、買い方が力を増している状態です。
一般的に、上放れしやすい形だと言われています。
ディセンディング・トライアングルの特徴
アセンディング・トライアングルに対して、ディセンディング・トライアングルは移動平均線をつけたとしたら右肩下がりになります。
売り方が優勢で、下放れしやすい形だと言われています。
シンメトリー・トライアングルの特徴
移動平均線をつけると横ばいになり、上にいくか下にいくか一見すると分からない形です。
しかし、このシンメトリー・トライアングルはトレンドの踊り場で発生することが多く、その場合はトレンド継続の形として判断されます。
三角もちあいを活かすには
3つの三角もちあいの特徴は、若干、その方向に有意性がある(確率が高い)ということであって、必ず、そっちの方向に動くというものではありません。
しかし、3つの三角もちあいの特徴を知っておくと、若干、早めに仕掛けることができます。
これは、投資において大きなアドバンテージです。
また、三角もちあいの共通の特徴として、もみあい期間の終わりが分かるということもあります。
普通のもみあい相場では、どのくらい続くのか分かりません。何年も続くもみ合い相場もあれば、数ヶ月で終わるものもあります。
この点、三角もちあいは、線の収束していく先が期限を表しています。
これも確実なものではありませんが、将来を推し測ることで有利な取引をすることができます。
実際のチャートで見てみよう
実際のチャートで、ディセンディング・トライアングルを解説しています。
チャートの解説は動画の方が分かりやすいので、
ぜひ、動画もご確認ください^^
それでは、次回の動画もお楽しみに~!!