注目チャート96|日本金銭機械(6418)

         

皆さんこんにちは。

突然ですが毎年4月11日は「メートル記念日」だそうです。
1921年にメートル法を基本とする改正・度量衡法が公布されました。

1921年といえば大正10年になりますが、江戸から明治・大正と
時代が移り様々なものが西洋化するなか、長さや面積の単位は
尺貫法という江戸時代の単位を使っていたようです。
一尺とは10寸で、メートル法に換算すると30.303cm(センチメートル)となります。
ですから、昔話にある「一寸法師」とは約3センチメートルの大きさということですね。

このメートル法を公布することで、尺貫法からメートル法へ国内単位の統一を図り
一気に西洋化への転換を狙ったようですが、国中から猛反対を受けて
実際にはそこから30年の時間が経過し1951年に施行されたようです。
日々使っている単位を替えるということは、
大きな支障が出ますので反対する気持ちはよく分かります。

替わるといえば、このたび紙幣も一新されると発表がありました。
こちらは、どちらかというと歓迎ムードのようですね。
紙幣が変更になれば多忙になる企業も出てきます。

今週の注目チャートは、その新紙幣に関する企業を見てみようと思います。
では、チャートを見ていきましょう。

今週の注目チャート(移動平均線大循環分析)



上記のチャートは、日本金銭機械の日足チャートです。
1955年に創業した企業で紙幣識別機や硬貨計数機等の貨幣処理機の大手です。
欧米企業を買収してからは主力市場が欧米中心になってきている会社で
日本でもカジノ構想が話題になっていましたが、
米国のカジノ向けのシェアが大きいといった特徴がある企業です。

では、チャートのステージを見ていきましょう。

移動平均線大循環分析によるステージCHECK!

現在のステージは第1ステージとなっています。
第1ステージは移動平均線大循環分析においては上昇期です。
小次郎講師流に見れば、帯が支持帯となって200日EMAを上抜けてきています。
高値更新するかどうかに注目しながら
短期移動平均線と帯の関係を「CHECK」していきましょう。

チャートの注目ポイント

日本金銭機械の業務内容は大きく分けて3つになります。
それは、一つ目はカジノやゲーミング市場、
二つ目は金融・流通・交通市場向けの貨幣処理機等の販売事業
三つ目は国内遊技場向けの機器市場です。

売上の内訳はカジノやゲーミング市場で約半分を占めており
残りの二つを合わせて残りの半分となります。
国内外の比率は国内の売り上げが35%、海外が65%となっています。
2019年3月期予想は売上も経常利益も2018年3月期よりも
増収増益予想となっており業績が安定しているのが分かります。

また、麻生太郎財務相が4月9日の午前に、政府・日銀が2024年度前半に
千円、五千円、一万円の各紙幣(日本銀行券)を一新すると発表しました。

紙幣の刷新は2004年以来となりますので20年ぶりとなります。
紙幣の識別機に更新需要が発生するとの思惑から一時ストップ高を付けました。
この流れが本物かどうかにも注目しながら動きを見ていきましょう。

このチャートをどう見るか?

昨年、2018年の8月に高値を付けてから
日経平均株価と同様に昨年末まで下落が続きました。
今年に入ってから第4ステージから第1ステージへと移行し
200日EMAも超えてきていますので、
大局的にも弱気から強気になってきているのがわかります。

ただ、この2年ほどの動きを見ると、
200日EMAを挟んで推移していますので
大局では大きなもみ合い相場が続いているという見方になります。

現状の局面は第1ステージが継続しており、
かつ、上昇帯が支持帯として機能していますので
強気の目線で見ていきましょう。

そして、昨年の高値と安値のどちらを更新するかに注目し
抜けた方に更に大きなトレンドが発生する可能性が高いことを認識しておきましょう。
そうすると、週足ベースでももみ合い放れの動きになりますので
大きな動きが期待できます。

ニュースが出て話題になった銘柄は良くも悪くも大きく動きます。
その時のチャートの形状の違いによって一過性か、
トレンド発生の号砲となるのかが分かれてきます。
材料が出て大きく動いた後が重要です。

今回の動きも一過性か否かの見極めを短期移動平均線と帯、
そして200日EMAとの関係性を意識しながら見ていきましょう。



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