注目チャート93|日本航空(9201)

皆さんこんにちは。

日中の温かさが春の到来を匂わせる季節になり、
桜の開花が注目される時期になりました。

この時期は大きなイベントが多くあります。
友人や仲間、恩師との別れが人を感傷的にし、
卒業式では多くの方が涙を流されたのではないでしょうか。

その卒業式で歌われる歌と聞いて思い出す曲は、
世代によって違いが出るそうですね。

社会人経験が豊富な方は、「仰げば尊し」が断トツで
海援隊の「贈る言葉」や松任谷由美さんの「卒業写真」なども多いようです。

逆に若い世代は、「旅たちの日に」が多く、
いきものがかりの「YELL」やレミオロメンの「3月9日」などが
上位に出てくるようです。

卒業してから進学や就職など、人生の岐路を迎える時期だからこそ
この卒業式に歌われる曲はいつまでも思い出に残っているのかもしれませんね。

卒業して就職をする方も多いと思いますが、
学生の就職希望ランキングも時代によって違いが出てきます。

今週の注目チャートは、今年の学生の就職希望ランキングで
常にトップ企業群に選択される1社を見てみようと思います。
では、まずはチャートを見ていきましょう。

今週の注目チャート(移動平均線大循環分析)

(出所:Trading Viewによる日本航空 週足チャート

「9201 日本航空」        3月20日現在

上記のチャートは、「日本航空」の週足チャートです。
第二次大戦後に日本の占領に当たった連合国軍最高司令官総司令部 (GHQ)が、
1950年(昭和25年)に日本の航空会社による運航禁止期間を解除して、
1951年に「日本航空株式会社」として設立されました。

日本を代表する航空会社として発足から長らく絶対的な企業として君臨していました。
しかし、2010年には経営悪化から倒産し上場廃止となりました。
京セラの稲盛和夫氏がグループのCEOに就任し、
奇跡のV字回復を遂げて2012年に再上場したのは記憶に新しいところですね。
では、チャートのステージを見ていきましょう。

移動平均線大循環分析によるステージCHECK

現在のステージは第4ステージとなっています。
第4ステージは移動平均線大循環分析においては下降期です。

小次郎講師流に見れば、帯を挟んで価格が推移しており
もみ合い相場になっているのが分かります。
もみ合い相場が上下どちらに抜けるかに注目しながら、
短期移動平均線と帯の関係を「CHECK」していきましょう。

チャートの注目ポイント

稲盛氏の手腕により奇跡の復活を見せてから
日本航空の業績は安定しています。

2016年度決算で営業利益と経常利益が過去最高を記録、
2018年度には売上高が過去最高となりました。
国内需要の堅調とともに訪日外国人が2018年に初めて3000万人を突破し
旺盛な訪日需要に伴い業績が堅調となっています。

今回エチオピアでボーイング737MAX機の墜落事故が起きましたが、
日本航空は一台も保有しておらず業績への影響は限定的となっています。
2020年には東京オリンピックを控えており、
訪日需要は拡大の一途をたどると予想されます。

倒産を乗り越えて企業体質が引き締まっていますので、
今後の業績も期待されるところですので注目して見ていきましょう。

このチャートをどう見るか?

チャート上でも2016年度の好決算期待で高値を付けてからは
利食い売りが優勢となり反落しました。
2017年は反発するも2016年の高値を更新出来ませんでした。
2018年は緩やかな下降トレンドを形成しながら、もみ合い相場になっています。

このようなもみ合い相場の展開が続いている中で
トレンドをしっかりと獲るのは非常に難しいです。
そうすると、多くの投資家はこの銘柄は儲かり難いといって
売買しなくなり、さらにはウォッチしなくなっていきます。

当然このような銘柄を発見したときは、トレードをする必要はありません。
しかし、1年以上も下降トレンドのもみ合い相場で
ウェッジ型(右肩下がりの細長いトライアングル)を形成しているのです。
これはトレンドに変化が出たときに大きく動く可能性が高いパターンです。

故に、このようなもみ合い相場や
トレンドのない時期が長くなっている銘柄を発見したときは、
時々ウォッチしながら流れに変化が出るのを待ちます。
これはダメだと見放してはいけません。

負ける投資家は大きく動いている銘柄の二番煎じを狙っています。
大きなトレンドが発生しそうな銘柄を自分のウォッチ銘柄に入れましょう。

おすすめ



公式インジケーターを利用する



小次郎講師と投資を学ぶ