注目チャート88|塩野義製薬

皆さんこんにちは。

先日2月4日の北陸地方に「春一番」が吹いたそうです。
「春一番」とは、例年2月の「立春」から3月の「春分」の間に、
その年に初めて吹く南寄りの強い風のことをいいます。
今年の立春は2月4日からですので、もう一日早ければ
「春一番」にはならなかったようですね。

今週は日ごとの気温の差が大きく、
一日の中での寒暖差も激しいそうです。
また、3月くらいまではインフルエンザの流行も続くそうですので
体調管理には十分気を付けましょう。

今週の注目チャートは、そのインフルエンザに関する企業を見てみようと思います。
では、まずはチャートを見ていきましょう。

今週の注目チャート(移動平均線大循環分析)

「 塩野義製薬 4507」日足         2月7日現在

上記のチャートは、「塩野義製薬」の日足チャートになります。

1878年、明治11年に塩野義三郎氏が、
大阪で薬種問屋を創業したのが始まりといわれています。
苗字は「塩野義」ではなく、「塩野」さんだそうです。
大阪の道修町(どしょうまち)というところが創業地で、
小林製薬や武田薬品工業など数多くの製薬会社も
この道修町が創業の地となっており。
製薬会社にとっては正に聖地のような場所かもしれませんね。

では、チャートのステージを見ていきましょう。

移動平均線大循環分析によるステージCHECK!

現在のステージは第5ステージとなっています。
第5ステージは移動平均線大循環分析においては下降相場の入り口です。
小次郎講師流に見れば、下降帯の傾きが無くなってきており間隔が狭くなってきていますので、
トレンドの勢いが弱くなってきているのが分かります。
帯を挟んでの攻防ですので、
短期移動平均線と帯の関係を「CHECK」していきましょう。

チャートの注目ポイント

毎年冬になると猛威を振るうインフルエンザですが、
インフルエンザの薬といえば、飲み薬の「タミフル」や
吸入する「イナビル」などが有名でした。
ところが、今年の抗インフル薬市場に
新参者である塩野義製薬が加わったことで、市場シェアが激変しました。
1回飲むだけでウィルスの増殖を防ぐ「ゾフルーザ」という小さな錠剤で、
他の薬と比べて圧倒的に患者さんへの負担が小さいのが人気の理由です。
塩野義製薬が2018年に発売したばかりではありますが、
何といきなり国内シェア47%という驚異の数字をたたき出したのです。
当然、決算内容も好調に推移しており今期も増収増益で
過去最高を更新する予想となっています。

ただ、感染症は季節によって変動が激しいため収益の振れ幅が大きいようです。
また、兆円規模といわれる抗がん剤市場に対して、
日本のインフルエンザ市場は400億円程度ということですので、
感染症の市場規模を縮小している製薬会社が多いそうです。
さらに、この「ゾフルーザ」薬に耐性ウィルスが検出されたことが報道され、
直近の株価の警戒材料となっているようです。

しかし、圧倒的な一番となる製品を持っている企業ですので、
その強みを生かすことができれば株価は上昇していくでしょう。
塩野義製薬の今後の活躍に注目していきましょう。

このチャートをどう見るか?

世界の株価は昨年の10月から下落し、昨年12月に安値を付けました。
そして、今年に入ってからは切り返してきていますが、
塩野義製薬も同様の動きとなっています。
超長期の移動平均線を見ると、割っていた200日EMAを再び上に抜けてきました。
現状はその200日EMAの攻防のように見えます。
上向きから横向きになってきた200日EMAが、
再び上向きになれば相場は強気に移行するでしょう。
200日EMAの方向性を確認していきましょう。

では、ステージはどうでしょう。
第4ステージが終わり、第6ステージまで切り返し
いよいよ上昇期入りかと期待されましたが、
再び第5ステージと下降相場の入り口に戻ってきました。
ここで第4ステージに移行すると、
ステージの「4→5→6→5→4の戻り売り」のパターンになってきます。

200日EMAを挟んで推移していることやステージの推移を見ると、
今すぐに飛び乗って参戦するような状況ではないことが分かります。
暫くはもみ合い相場になる可能性があることも考慮しておきましょう。
その辺りをしっかりと見極めてから参戦しましょう。

わかり難い局面を避けて分かりやすい局面だけ参加する。
これが相場の極意ですね。

「言うは易く行うは難し」ですが・・・。

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