注目チャート73|積水ハウス

皆さんこんにちは。

ウェザーニュースによると10月になってから、
春に咲くはずの桜が咲いているという目撃情報が増加しているそうです。
どうやら、今年は台風の当たり年でしたが、
前回の台風21号や24号による強風や塩害により桜の葉が通年よりも早く落ちたため、
葉っぱから送り込まれる植物ホルモンが止まり、
桜が最近の温暖な気候を春と勘違いしたからだそうです。
植物にもホルモンなどがあり繊細に育っているのですね。

植物とは違って、我々人間の中には意図的に相手を勘違いさせる人達がいます。
最近聞かなくなりましたが「オレオレ詐欺」などもそうですよね。
今は土地に絡む詐欺事件が話題になっており、
逮捕者が出て大きなニュースになっています。

今週は、その話題になった銘柄のチャートを見ていきましょう。

今週の注目チャート(移動平均線大循環分析)


積水ハウス  日足    10月18日現在

上記のチャートは、「積水ハウス」の日足チャートになります。
「積水ハウス」は大手プラスチックメーカーである積水化学工業を母体としています。
現在は連結対象から外れていますが、
ダイワハウスに次ぐ売上高で戸建て住宅の販売戸数は日本一位の会社です。
昨年からニュースで目にする機会が多い会社ですが、
まずは、チャートのステージから見ていきましょう。

移動平均線大循環分析によるステージCHECK!

現在のステージは第4ステージとなっています。
第4ステージは移動平均線大循環分析においては下降期です。
小次郎講師流に見れば、「売り」にエッジのある状態が続いています。
ここからの動向を、
短期移動平均線と帯の関係を見て「CHECK」していきましょう。

チャートの注目ポイント

先日、地面師による詐欺事件のなりすまし役の女性が逮捕され、
再び、地面師という言葉が頻繁にニュースに出るようになりました。
「積水ハウス」がその地面師による詐欺事件に巻き込まれたと、
驚愕の発表をしたのが昨年8月2日でした。

東京・五反田の老舗旅館「海喜館」を70億円で買収する契約を結び、
55億5000万円の実質的な被害を受けた事件でした。
「海喜館」は怪しげな不動産ブローカーや地面師連中が持ち歩く著名物件であったそうです。
ただし、株価はそこからしばらく失速しましたが、その後回復して年初来高値を付けました。

ところが、今年に入り、女性専用のシェアハウス
「かぼちゃの馬車」を運営するスマートデイズが経営破たんし、
不正融資が明るみになったことで、
住宅関連銘柄の多くの株価が下落の一途をたどっています。
住宅関連銘柄全体に変化が出てくるのかどうかに注目しましょう。

このチャートをどう見るか?

「積水ハウス」は積水化学工業が母体の住宅メーカーです。
積水化学工業は、元々は日窒コンツェルンという大財閥の一部門で、
旭化成、信越化学工業と出自を同じくする同根企業群です。
同社は戦後の財閥解体に伴って創業されました。
(セロハンテープといえば積水化学工業の代名詞のひとつですよね。)

したがって、「積水ハウス」は積水化学工業とのつながりも強く、
また、元財閥系の強みもあり、業績は右肩上がりで安定しています。
8期連続の営業増益となっていることからも好調さが伺えます。

チャートを見るとステージ4ではありますが、
下降帯の間隔が広くなっていますので、
移動平均線大循環分析の帯が抵抗帯として確りと機能しているのが分かります。
一方で、MACDは価格との関係がダイバージェンスとなっていますので、
流れに変化が出てくるかどうかが注目どころとなります。

短期移動平均線は上向きになってきていますが、
ステージは全く変化していませんので、
そこも意識しながらチャートを見ていきましょう。



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