注目チャート72|ソフトバンクグループ

皆さんこんにちは。

今週8日は「体育の日」でした。
10月はスポーツの秋、読書の秋、食欲の秋と色々な表現がなされます。
それほど過ごしやすい「月」だということでしょうね。
また、10月は「神無月」と表記します。
「無」は助詞の「の」を表しますので、「神の月」という意味になりますが、
10月は神様が出雲大社に集合するため、
他の地域には神が不在となるという意味で、
「神無月」という説も平安時代からあるそうです。
ですから、出雲の国では10月を「神有月」と呼ぶそうです。
個人的には、ふたつ目の説が八百万の神の国、日本らしいとは思いますが、
皆さんはどう思われますか?

今週は「経営の神様」と呼ばれる日がくるかもしれない人が経営する企業のチャートを見ていこうと思います。

今週の注目チャート(移動平均線大循環分析)

ソフトバンクグループ 日足    10月10日現在

上記のチャートは、「ソフトバンクグループ」の日足チャートになります。
孫正義氏が1981年に創立した「日本ソフトバンク株式会社」から発展し
携帯会社「ソフトバンク」や「ヤフー」などのインターネット関連企業を傘下に持つ
持ち株会社になります。
プロ野球チーム「福岡ソフトバンクホークス」の親会社でもあります。
良くも悪くも孫氏のワンマンカンパニーといわれています。
年初来高値を更新しましたが、ここからどういう展開を見せるのか、
まずは、チャートのステージを見ていきましょう。

移動平均線大循環分析によるステージCHECK!

現在のステージは第2ステージとなっています。
第2ステージは移動平均線大循環分析においては上昇相場の終焉です。
小次郎講師流に見れば、「買い」にエッジのある状態が終わったことを示しています。
ここからの動向を、短期移動平均線と帯の関係を見て「CHECK」していきましょう。

チャートの注目ポイント

ソフトバンクといえば、2000年に「ITバブル」のなかで
史上最高値となる19万8000円という株価をつけ、
一日天下ではありましたが時価総額が21兆円を超えて、トヨタ自動車を抜き日本一となりました。

その後、ITバブルが弾け、時価総額が10分の1近くまで激減するという
まさにジェットコースターのような株価の推移となっていました。
それまでも、その後も積極的に様々な企業に投資を行ってきましたが、
2006年にボーダフォンを1兆7500円億円で買収してから投資規模が拡大の一途を辿るようになり、
そこからは全米第3位の携帯電話会社スプリント社、
イギリスの半導体設計企業であるARMホールディングスと、
次々と兆円単位の大型買収を行っていきます。
そして、昨年サウジアラビア政府系の公共投資ファンドと10兆円規模の投資ファンドを発足させました。

「ソフトバンクグループ」はITバブルがはじけてから18年が経過し、
株価は18年ぶりの高値を更新し、時価総額が再び10兆円を超えてきました。
このまま時価総額日本一となるまで上昇するのか、
失速するのかに注目しながら株価の推移を見ていきましょう。

このチャートをどう見るか?

今月10月4日、トヨタ自動車の豊田章男社長と、
ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は、
移動サービス事業での提携を発表し両者は笑顔で固い握手を交わしました。
新会社は2020年代半ばをメドに、
交通事故を起こさない自動運転の実現を目指すそうです。

日本企業はモノ作りには競争力を発揮してきましたが、
電気自動車での部品数は大幅に減少し、
日本企業が得意とする技術力はそれほど必要なくなるといわれています。
その代わりに、AIを駆使したソフト技術やノウハウが重要になるとのことです。
気の早いメディアでは、将来トヨタとソフトバンクが合併するのではとの声も聞こえてきます。

実際どうなるかは別として、年初来高値を更新したことを考慮すれば、
両者が手を組んだことは一定の評価を受けたのかもしれません。
ただ、チャートを見ると、MACDが3段目の上昇のようにも見えます。
3段目の上昇の後には、大陰線が出ることもあります。
事実、現時点でにおいての株価は大陰線となっています。
ステージの変化に注意しながらチャートを見ていきましょう。



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