注目チャート71|日経平均

皆さんこんにちは。

日本人が2年ぶりにノーベル賞を受賞しましたね。
スウェーデンのカロリンスカ研究所が、
10月1日、2018年のノーベル生理学・医学賞を京都大学の本庶佑特別教授と
米テキサス大学のジェームズ・アリソン教授に授与すると発表しました。
本庶氏らは人の体を守る免疫の仕組みを突き止め、
がん免疫療法の発展に貢献したことが授賞理由だそうです。
研究成果を応用することにより、
肺や腎臓など様々ながんに効く抗がん剤が登場しているそうですので、
ノーベル賞も納得ですね。

日本人のノーベル賞は2年ぶりとのことですが、
今週のチャートは27年ぶりという「ある銘柄」を見ていこうと思います。

今週の注目チャート(移動平均線大循環分析)


日経平均株価 月足    10月3日現在

上記のチャートは、「日経平均株価」の月足チャートになります。
今年の年始の時にも記載しましたが、
そのときはバブル以降の高値として26年ぶりの状況でした。
そこから半年以上のこう着状態を抜け出し、
今回27年ぶりの高値更新となりました。
月足で見れば、ものすごく高いといった印象はありませんよね。
さて、ここからどうなるか、まずはチャートのステージを見ていきましょう。

移動平均線大循環分析によるステージCHECK!

現在のステージは第1ステージとなっています。
第1ステージは移動平均線大循環分析においては上昇期となります。
小次郎講師流に見れば、帯に傾きが出て間隔が広がっていますので、
トレンドに勢いがあるのが分かります。
短期移動平均線と帯の関係を「CHECK」していきましょう。

チャートの注目ポイント

トランプ米政権が北米自由貿易協定(NAFTA)の見直しでカナダと合意したことで、
メキシコも合わせた3カ国合意を市場は好感し、
為替市場ではドル高円安が進行し約11か月ぶりに114.0円台をつけました。
優良株で構成する米国のNYダウも
この流れを好感し史上最高値を更新しました。

その底流には米経済の力強さがありますので、
米国は貿易戦争が激しくなっても現状はその悪影響を吸収できています。

また、景気が過熱しても米連邦準備制度理事会(FRB)が緩やかな利上げを行っており、その結果、ドル高と同時に景気や株価を下支えする格好となっています。

一方、新興国ではリーマンショック後からの10年でドル建て債務が増加しており、
米国の金利上昇と債務の返済負担が高まったことで、
アルゼンチンやトルコなどの通貨が軒並み大きく下落しています。
その新興国から引き揚げられた資金が日本株に流入していることが、
27年ぶりの高値に繋がっているといわれています。

更に欧州はイタリア問題や英国のブレグジット問題を抱えており、
欧州株よりも安定感のある日本株が選ばれているようです。
市場関係者の間では「持たざるリスク」が意識されているようですね。
27年ぶりの高値更新が本物かどうかに注目していきましょう。

このチャートをどう見るか?

東京証券取引所によると、
海外勢は年初から9月の第1週まで
日経平均と東証株価指数(TOPIX)を約8兆5000億円売り越していたのが、
9月第3週には一転して約1兆4700億円の買い越しに転じました。
1週間の動きでは約4年ぶりの高水準となった模様です。

日足チャートを見ると「高い」と感じている方もいらっしゃるかもしれませんが、
上記のように月足で見た場合、まだ、二段目の上昇とも見れます。
強い相場であれば三段上げになることもあることを考慮すれば、
本格的な上昇はこれからかもしれません。
日足チャートだけを見て判断するのではなく、
時には、週足、月足を見て俯瞰的に相場を見てはいかがでしょう。

どのような相場展開になるかは「神のみぞ知る」ところではありますが、
大事なのは「値ごろ感」で高いと判断するのではなく、
移動平均線大循環分析において、
ステージの変化に素直に対応していくことですので、
流れに上手く乗れるように見ていきましょう。



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