注目チャート56|上海総合指数

皆さんこんにちは。

今年最大のIPO(新規公開株)となったフリーマーケットアプリを展開する「メルカリ」が、
6月19日、東京証券取引所のマザーズに株式を上場しました。
取引が始まってから、買い注文が殺到したことで、値段が付かない状況が続き、
午前11時すぎに公開価格の3000円を大きく上回る5000円で初値が付きました。
一時は6000円まで上昇しましたが、終値は5300円でした。
終値で換算した時価総額は約7172億円となります。

「メルカリ」が人気を集めて急成長した背景には、個人が衣料品や雑貨などを、
スマートフォンを通して簡単に売り買いできる仕組みがあるからだそうです。
出品する若い女性らが急増したことで火が付き、
今や毎月1000万人超の方が「メルカリ」を使っているそうです。
「メルカリ」のサービスも含めて、今後の株価にも注目ですね。

今週の気になるチャートは簡単に使える「メルカリ」とは相反して、
簡単には解決し無さそうな問題を抱えるチャートを見てみましょう。

今週の注目チャート(移動平均線大循環分析)


上海総合指数 週足    6月20日現在

上記のチャートは、「上海総合指数」の週足チャートです。
上海証券取引所における株価指数となっており、同取引所のベンチマーク株価指数とした代表的な指数となっており、広く参照されています。
では、チャートのステージを見ていきましょう。

移動平均線大循環分析によるステージCHECK!

現在のステージは第4ステージとなっています。
第4ステージは移動平均線大循環分析においては安定下降期となります。
小次郎講師流に見れば、帯が傾きを持って間隔が広がっていますので、下降トレンドに勢いがあるのが分かります。
短期移動平均線と帯の関係を確りと「CHECK」していきましょう。

チャートの注目ポイント

トランプ大統領が大統領就任式で「米国第一主義」を宣言してから、
パリ協定やTPP(環太平洋経済連携協定)から離脱を発表するなど国際協定をないがしろにする政策を進めています。
そして、通商法301条に基づくUSTRの調査によって、中国による技術の強制移転と知的財産の侵害を理由に、
不公正な貿易慣行に対抗措置をとることを発表しました。

3月には米国は鉄鋼・アルミへの関税上乗せを発表し、4月3日に知的財産の侵害を理由に、1300品目500億ドル相当の中国製品に25%の関税上乗せを表明しました。
これに対し中国は報復措置として、大豆、自動車、航空機など米製品500億ドル相当への同じく25%の関税上乗せを表明しました。
今度は、トランプ米大統領が、更なる対抗措置として、2000億ドル規模の中国製品に対し、10%の追加関税を課すと警告しました。

中国政府は声明を発表し、極端な圧力や脅迫は、複数の機会における相互の合意から逸脱するものであり、国際社会を失望させるものであると非難しました。
この一連の流れが米中両国の株価の低迷に繋がっていると思われます。
米中貿易戦争が現実味を帯びてくる中、両国の発言内容に注目しましょう。

このチャートをどう見るか?

世界第一位と二位の経済大国である米中両国が、上記のような報復合戦から実際に貿易戦争へと突入すれば、
多国籍企業のサプライチェーンは破壊され、堅調だった世界経済の減速を招く恐れがあります。
ただ、「ディール(取引)」を得意とするトランプ大統領の戦法として、相手を脅して譲歩を得るための交渉戦術であって、本当に「貿易戦争」に突入すると考えている投資家は少ないといった見方もありそうです。

ですが、上海総合指数のチャートを見る限りその懸念が如実に表れており
チャート上では2016年の2638ポイントを割り込むと、流れは一気に悪化していきます。
トランプ氏の圧力に中国は屈しないだろうといった見方もあるだけに、
今後の展開には十分注意が必要です。
ですから移動平均線大循環分析でのチャートの変化や、大循環MACDの動きを確りと確認していきましょう。

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