注目チャート51|米国株価指数「S&P500」

皆さんこんにちは。

トランプ大統領が2015年に結んだイランとの核合意から離脱すると発表しました。
また、イスラエルの米大使館をエルサレムに移転しました。
イスラエルとイランの関係は元々悪かったのですが、火に油を注ぐような事象が続き、
イスラエルとイランはロケット弾やミサイルなどの撃ちあいにまで発展しています。
イスラエル内でも米大使館移転に反対するパレスチナ人の大規模デモが発生し、死亡者が出る最悪の事態になっており、
中東情勢における地政学的リスクが高まっています。

イスラエルとイランが本格的な軍事衝突に発展するのではないかとの懸念も強まってきておりますので、
今後も中東情勢の動向には注意していきましょう。
では、今週の気になるチャートを見ていきます。

今週の注目チャート(移動平均線大循環分析)

S&P500 日足    5月16日現在

上記のチャートは、「S&P500」の日足チャートです。
米国投資情報会社「スタンダード・アンド・プアーズ社(S&P)」が算出している米国の代表的な株価指数です。
ニューヨーク証券取引所、アメリカン証券取引所、NASDAQに上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を基に算出される、時価総額加重平均型株価指数です。
NYダウが代表的な30銘柄の株価指数に対してS&Pは500銘柄ですので、より米国経済の動向を示しているといえます。

では、チャートのステージを見ていきましょう。

移動平均線大循環分析によるステージCHECK!

現在のステージは第1ステージとなっています。
第1ステージは移動平均線大循環分析においては上昇期となります。
小次郎講師流に見れば、帯が傾きを持って間隔が広がってくれば、トレンドに勢いが出てきます。
下降帯が続いていましたが、直近の上昇により、下降帯から上昇帯に変わり第1ステージになってきています。
トレンドに勢いが出てくるのかどうかに注目で、短期移動平均線と帯の関係を「CHECK」していきましょう。

チャートの注目ポイント

今年の1月26日に高値を付けてから反落し、2月の米雇用統計で下げ足を加速してからは調整局面が続いていました。
それまでの「ゴルディロックス」相場から上下を繰り返しながら揉みあい相場に移行していました。
米国の企業決算は概ね好調でしたが、米長期金利の上昇や地政学的リスクなどから強弱材料が交錯していたのが伺える動きになっています。
移動平均線大循環分析で見ても、揉みあい相場になっているのがよくわかります。
上値抵抗線、下値支持線に赤色の線を入れましたが、1/26と3/13の高値を結んだ上値抵抗線を価格が超えてきています。
このまま揉みあい放れとなるのか、もみあいが続くのかの見極めが現状のポイントとなりそうです。

このチャートをどう見るか?

教科書に出てくるような綺麗な三角保ち合いではありませんが、高値が切り下がり、安値が切り上がる保ち合いになっています。
上値抵抗線を超える直前の高値と安値が、それぞれ上値抵抗線、下値支持線に届いていませんが、今回の上昇で価格が上値抵抗線を超えてきたのは事実です。
通常の三角保ち合いのパターンであれば、上放れてから揉みあい前の高値超えに挑戦をします。

パターン通りの動きとなるのか、違った展開になるかはわかりませんが、
移動平均線大循環分析で第1ステージとなり、尚且つ、三角保ち合いを上放れましたので、
ステージに変化が出るまでは、買い目線で対応するのがよさそうです。



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