注目チャート4|ドルインデックス

皆さんは、ドル相場といえば、何をイメージされますか?ドル円相場でしょうか、それとも、ユーロドルでしょうか。各国の通貨は基本的にはその国内で通用します。日本の通貨は円、米国はドル、ドイツやフランスはユーロですよね。仮に海外で買い物をして日本の円で支払いをしても使えないことが多いですよね。そこで、外国為替市場において各国の通貨の交換レートを日々決定するようになり、そして、現在のFX市場が発展してきました。ドルと円か、ユーロとドルといったものを通貨ペアと呼びますが、今回は世界の基軸通貨であるドルのチャートを「S」の気になるチャートとして見てみましょう。

今週の注目チャート  (移動平均線大循環分析)

ドルインデックス 日足チャート       6月21日現在

FXを取引されている方は、ドル円や、ポンド円、ユーロドルといった通貨ペアで取引されていると思います。通貨ペアではなく米ドル自体の総合的な価値を指数化したものをドルインデックス(US Dollar Index ドル指数)といいます。ドルの国際的な価値を客観的に見る指標として活用されています。一般的にはニューヨークのデリバディブ取引所が算出している指数になりますが、米連邦準備制度理事会(FRB)が算出しているドルインデックスもあります。

移動平均線大循環分析によるステージCHECK!

現在のステージはステージ4の下降期からステージ5に移行してきています。ステージ5は移動平均線大循環分析では下降期の終焉になります。ドルインデックスが下降から上昇に転じたとなれば、今度は上昇していたユーロが下がり易くなるかもしれません。対円相場ではドル買い円売りに流れになるのかどうかを「CHECK」していきましょう。

ズバリ!注目点

一般的なドルインデックスの構成通貨はユーロの比率が高く、円やポンド、カナダドルなどの複数の通貨を加味した指数となり、中国の通貨「元」は入っておりません。世界の市場での取引量が一番多いのがユーロドルのペアですので、FX市場においては一般的なドルインデックスの動向はユーロの動向を確認するのに非常に参考になります。一方、FRBが算出しているドルインデックスは米国の貿易量に合わして算出されており、米国の貿易量が一番多い中国の「元」の比率が一番高くなっています。したがって、米国の金融政策の動向を探る時には、FRBが算出するドルインデックスの動きが参考になります。ズバリ!世界の基軸通貨「ドル」に注目せよ。世界GDP2位の中国にも注目。

「S」の目線

ドルや円、ユーロといった通貨を交換することを外国為替といい、その交換される市場が外国為替市場となります。この通貨の交換レートは様々な要因で決定されますが、いくつかの要因の中で意識されるのが、各国の金利になります。信用度の高い通貨で金利が高ければ、その通貨の価値は上昇しやすくなります。6月14日に米連邦公開市場委員会(FOMC)において、0.25%の追加利上げを決定しましたが、これにより日米の二国間金利の差は拡大しました。高い金利のドルが人気となり金利の低い円の人気が下がり、ドル買い円売りの流れとなりました。「S」は日米欧の金利の動向に目線を向けています。

 

(ライター「S」)



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