皆さんこんにちは。
師走になったと思っているうちに気が付けば2017年も終わりに近づいてきました。年末のお掃除に新年の準備、年賀状の段取りと皆さんも動き回っているのではないでしょうか。
年賀状といえば、今年は12月15日から来年の1月7日までに出した分は「52円」で対応してくれるそうです。ただし、12月14日以前に出した分や、1月8日以降に出した年賀状は「62円」の扱いになるそうですので、ご注意ください。
今年のマーケットは株式市場が大きく上昇しました。今週の「S」の気になるチャートは「日経225」を振り返ってみようと思います。
今週の注目チャート(移動平均線大循環分析)
日経225 日足チャート 12月20日現在
上記のチャートは、「日経225」の日足チャートになります。
米国や欧米では史上最高値を更新し、日本株は史上最高値更新とまではいきませんでしたが、2017年の年初から見れば20%近い上昇となりました。
2018年も期待したくなるようなチャートの形状となっています。では、チャートを見てみましょう。
移動平均線大循環分析によるステージCHECK!
現在のステージはステージ1となっています。
ステージ1は移動平均線大循環分析においては安定上昇期となります。小次郎講師流に見れば、上昇帯が傾きを持って間隔が広がっていますのでトレンドに勢いがあるのが分かります。上昇帯の間隔の広さから確りと支持線として機能しているのがわかります。
短期移動平均線と帯との関係を「CHECK」していきましょう。
ズバリ!注目点
2017年を振り返ると、大発会は4年ぶりの値上がりで始まり、上げ幅が1996年以来の好発進となりましたが、東芝問題や北朝鮮問題、森友・加計問題などによる安倍政権支持率低下からの政局不安などで株価が下落する局面もありました。
しかし、衆院選挙をきっかけに後半は大きく上昇しバブル崩壊後の高値をつけました。
現状は高値もみあいのような動きではありますが、上昇帯が広がっており傾きを持って推移していることを考慮すると、11月の高値更新に期待ができそうな動きを見せています。
2018年相場も期待したくなる動きとなりそうですので、チャートの方向性に注目して値頃感で相場を張らないようにしていきましょう。
「S」の目線
「日経225」と合わせて表示しているのが「ドル円」の日足チャートです。
日経225とドル円の相関関係は基本的には高いことが多いのですが、今年は相関関係のない1年でした。
株価が20%近い上昇だったのに対して、ドル円は4%以上の下落となっており、今年はFXトレーダーよりも株式トレーダーに分があったのがわかります。
相関関係の低い1年でしたが、この「日経225」と「ドル円」の相関関係は元々高い係数を示すことが多いことから、いずれ高くなってくると見ており、2018年は、「日経225」と「ドル円」の相関関係に目線を向けて、高まってきたら「ドル円」にもチャンスが出てくるとみており、両銘柄を確りと見ていこうと思っております。
(ライター「S」)