注目チャート279|川崎汽船(9107)

皆さんこんにちは。

12月も終盤になり2023年も終わりを迎えようとしています。
そして、12月25日は多くの方が楽しみにされているクリスマスとなります。
今回はクリスマスのイベントについてではなく、クリスマスの由来について考えてみましょう。

クリスマスの由来はキリストの誕生をお祝いする日となっています。
ポイントは「誕生日」ではなく、誕生をお祝いする日となっていることです。
聖書などでは、イエス・キリストの正確な誕生日についての記述は残されていないようです。
では、なぜ12月25日をキリストの誕生をお祝いする日になったのでしょうか。
実は、様々な諸説があり正確なことはわかっていないようです。
ゲルマン人が冬至に行っていたお祭りがキリスト教に取り込まれて現在の形になったとか、
ローマ帝国もともとの土着の祭りとして農耕の儀式の日にしたという説などがあるようです。
世界のほとんどで楽しまれるクリスマスの由来がわかっていないというのが面白いですね。

一方で、日本でのクリスマスの始まりは1552年に行われたミサだそうです。
今の山口県の教会で行われたとのことです。
その後、江戸時代はキリスト教が禁止されたため途絶えていたようですが、
明治時代になって復活したそうです。

今では、クリスマスが近づくと街の雰囲気がクリスマス仕様になり、
装飾や音楽でクリスマスを感じるようになります。

皆さんは、どんなクリスマスをお過ごしになりますか?

今回は海運業の会社を取り上げようと思います。
では、チャートを見ていきましょう。

今週の注目チャート(移動平均線大循環分析)


「逆Cカーブ」とは? by masao_shindo on TradingView.com

※TradingView のチャートを使っています

上記のチャートは、「川崎汽船」の週足チャートになります。

1919年4月に現在の川崎重工業の船舶部が独立する形で設立されました。
日本郵船、商船三井に次いで国内第3位の規模を誇っています。

上位2社と比較するとコンテナ船への依存が高いとされています。
このほか、石炭・鉄鉱石などの不定期貨物船、自動車運搬船、LNGタンカー、
石油タンカーなどを運航しています。

まずは、チャートのステージを見ていきましょう。

移動平均線大循環分析によるステージCHECK!

現在のステージは第1ステージとなっています。

第1ステージは移動平均線大循環分析においては上昇期です。
小次郎講師流に見れば、帯に傾きが出て間隔が広がっているので
トレンドに勢いが出てきたのがわかります。

ここからさらにトレンドに勢いが出てくるのかどうかです。

ここからの短期移動平均線と帯の関係を「CHECK」していきましょう。

この企業の注目ポイント

まずは、2023年5月8日に発表された2023年3月度の決算発表を振り返ってみましょう。
売上高は前期の7569億円に対して今期は9426億円でした。
営業利益は前期の176億円に対して今期は788億円となりました。
最終利益は前期の6424億円に対して6949億円となりました。
営業利益は過去最高となりました。

また、11月2日に発表された第2四半期累計決算を見ていきましょう。
売上高は前期の4828億円に対して4589億円となり、前年同期比ではマイナス5%となりました。
営業利益は前期の529億円に対して446億円となり、
前年同期比ではマイナス15.5%となりました。
最終利益は前期の5654億円から631億円となり、前年同期比ではマイナス88.8%となりました。

内訳をみると、製品物流の中のコンテナ船事業の減少が大きくなっています。
荷動きの回復に力強さがなく、造船の増加もあり市況の上昇トレンドが続かなかったようです。
また、中国経済の先行き不透明感などからドライバルクも減少しています。

また、コンテナ船においては、中東情勢の緊迫化とコロナ禍特需の反動で
大幅に下落していますが、そのコンテナ船運賃に底打ちの兆しがあるようです。

このチャートをどう見るか?

移動平均線大循環分析で解説していきましょう。

大局の強気と弱気の分岐点とされる
200本EMA(指数平滑移動平均線)と価格の推移を見ていきましょう。
チャートは週足なので、200本EMAは200週EMAとなります。
まずは、200週EMAの動きを見ていきましょう。
分かりやすいチャートは200週EMAがわかりやすく右肩上がりに、
もしくは、分かりやすく右肩下がりになります。

この銘柄は2021年から綺麗な200週EMAが
右肩上がりになり綺麗な上昇トレンドを形成しています。
そして、直近になるほど200週EMAと価格の乖離が大きくなっており、
大局の上昇トレンドが継続しているのがわかります。

次に、200週EMAと帯の関係を見てみましょう。
200週EMAが横ばいの時は、上昇帯と下降帯が短期間で入れ替わっていましたが、
200週EMAを超えてきてからは上昇帯を継続しています。
一度も下降帯になることなく長期上昇が継続しています。

最後にステージの変化を見ていきましょう。
2022年9月には短期移動平均線が上昇帯を下回り、
下降相場の入り口であるステージ3に移行しました。
しかし、ステージの1→2→3→2→1の押し目買いの流れから上昇トレンドが継続しています。

現在、価格は2023年10月の高値を更新し大陽線が出現しました。
どこまで上昇が続くのか、どこで反転するのかなどを
丁寧に見ていく必要がある形になってきました。
今回のように大陽線が出現したときの3つのパターンを覚えておきましょう。
基本的には大陽線は相場の勢いが強いことを示唆しています。
よって、相当勢いが強い場合は更に連続陽線で上昇します。
次に、利益確定売りが出て大陽線の値幅の3分の1から
2分の1くらい下がってから再度上昇し高値更新していきます。
最後に、大陽線が最後の上昇となり、
下降に転じるケースで大陽線の安値を割っていくケースです。
ケースで多いのは利益確定売りが出るケースです。
少ないのはダマシになるケースです。
とはいえ、ダマシになることもありますので、
今回は週足を表示していますが、日足で丁寧にチャートを見ていきましょう。

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