皆さんこんばんは。
日本から遠く離れた米国で大活躍している、
メジャーリーグのエンゼルス大谷翔平選手に黄色信号が点灯しました。
エンゼルスの大谷翔平投手は23日、レッズとのダブルヘッダー第1試合で
「2番・投手」で投打同時出場しましたが、腕の疲労感から緊急降板となりました。
その後、精密検査を受け、右肘の内側側副靱帯の損傷となり、投手では今季絶望となりました。
しかし、大谷選手は、チームと共にニューヨークへ移動し、今後通知があるまでの間、
指名打者として出場する予定だとして、打者として出場を継続することが発表されました。
手術をするのかどうかや詳細については、未定とのことですが
二刀流に期待していた方にとっても、また本人にとっても残念な形となりました。
大谷選手は投手としては2018年に右肘内側側副靱帯を損傷しましたが、
手術を行い2020年に投手として復帰しています。
2度目の手術となるのかどうかも含めて気になるところですが、注目していきましょう。
今回は米国の企業について取り上げようともいます。
では、チャートを見ていきましょう。
今週の注目チャート(移動平均線大循環分析)
分かりやすいチャート by masao_shindo on TradingView.com
※TradingView のチャートを使っています
上記のチャートは、「エヌビディア」の日足チャートになります。
1993年にLSIロジックを退社したジェンスン・フアン(社長兼CEO)と
クリス・マラコウスキー(副社長)らと共にNVIDIAを設立しました。
アメリカのカリフォルニア州サンタクララにある半導体メーカーです。
半導体の中でも特にGPUの設計に特化している企業です。
そして、人工知能、特に自動運転の分野では圧倒的な地位を占めるようになっている企業です。
では、チャートのステージを見ていきましょう。
移動平均線大循環分析によるステージCHECK!
現在のステージは第1ステージとなってきました。
第1ステージは移動平均線大循環分析においては上昇期です。
小次郎講師流に見れば、3本の移動平均線が右肩上がりになっていますので、
トレンドに勢いがあるのが分かります。
ここから、帯に傾きが出て間隔が広がってくれば更にトレンドに勢いが出てきます。
ここからの短期移動平均線と帯の関係を「CHECK」していきましょう。
この企業の注目ポイント
2月24日に発表された2023年1月期決算の内容を見てみましょう。
売上高は前期の269.1億ドルに対して、269.7億ドルと微増でした。
営業利益は前期の100億ドルから42億ドルと前期からマイナス57%でした。
最終利益は前期の97億ドルから43億ドルとなり前期からマイナス55%でした。
では、今度は5月26日に発表された2023年4月の四半期決算を見ていきましょう。
売上高は前年同期の82億ドルから71億ドルとなり、マイナス13%となりました。
営業利益は21億ドルと前年同期の18億ドルから14%の増加となりました。
最終利益は前年同期の16億ドルから20億ドルと26%の増加となりました。
また、23日には8~10月期(第3四半期)売上高見通しが
約160億ドル(約2兆3300億円)となり、アナリスト予想を上回りました。
さらに、新たに250億ドルの自社株買いの追加承認をしました。
その流れを受けて上場来高値を更新しました。
米国の株式市場が軟調な中、AI関連銘柄の好調が続いていますが、
まだまだブームが続くのかどうかにも注目していきましょう。
このチャートをどう見るか?
移動平均線大循環分析で解説していきましょう。
大局の強気と弱気の分岐点とされる
200本EMA(指数平滑移動平均線)と価格の推移を見ていきましょう。
チャートは日足なので、200本EMAは200日EMAとなります。
まずは、200日EMAの動きを見ていきましょう。
分かりやすいチャートは200日EMAがわかりやすく右肩上がりに、
もしくは、分かりやすく右肩下がりになります。
この銘柄は200日EMAが波打ちながら推移しています。
波打ちながら推移している銘柄は、どちらかというとトレードするには
難しいチャートになっていますが、
この銘柄は波打ちながらも比較的わかりやすい動きになっています。
次に、200日EMAと帯の関係を見てみましょう。
2022年に向けては200日EMAが右肩上がりになり帯は上昇帯を中心に推移しています。
その後、2023年に向けては200日EMAが右肩下がりになっており、
その際は下降帯を中心に推移しています。
2023年以降は200日EMAが右肩上がりになり、帯は上昇帯を継続しており、
200日EMAが波打ちながらも帯はわかりやすく推移していました。
最後に直近のステージの変化を見ていきましょう。
直近は安定上昇が続いており、上昇期である第1ステージが続いています。
また、3本の移動平均線がしっかりと上向きとなっており、
その間隔が広がっていますので上昇トレンドに勢いがあることがわかります。
さらに、最高値更新となっており、上昇の勢いが一番強い逆Cカーブとなっています。
逆Cカーブとは、上昇の角度が鋭く一番勢いが強いところなので、
大きく利益を伸ばしやすいところです。
ただし、注意点としては一度天井を打つと、急落となり一気に下降する傾向があります。
逆Cカーブの上昇がどこまで続くかを意識しながら
天井を打った後は素早く逃げることも考えておきましょう。