注目チャート265|そーせいグループ(4565)

皆さんこんにちは。

マイナンバーカードの運用が上手くいっていないようです。

マイナンバーカードと一体化した健康保険証に、
別人の情報が搭載された事例が確認されてから、どうも迷走を続けているようです。
厚労省によると、医療機関などで受診の際、
一体化された保険証を使ったことで、別人の情報搭載が発覚しました。
また、マイナンバーカードを使ってコンビニエンスストアで
証明書を交付するサービスでも誤交付が相次ぎました。
さらに、医療機関が導入したマイナ保険証のオンライン資格確認システムにおいて、
約65%が保険証を読み取れないなどのトラブルがあったようです。

厚生労働省は「マイナ保険証」のトラブル解消も含めて、利用推進本部の初会合を開催しました。

カードの読み取り不具合によって「無保険扱い」となった患者が
医療費10割負担を求められる問題などの対策を決定しました。

保険証をもっているのに、マイナ保険証を使ったことで
トラブルになれば、使う人は激減しますよね。
より良いものに進化することを期待したいですね。

今回は不人気によってストップ安を絡めている企業について見ていこうと思います。
では、チャートを見ていきましょう。

今週の注目チャート(移動平均線大循環分析)


連続ストップ安は回避できたか? by masao_shindo on TradingView.com

※TradingView のチャートを使っています

上記のチャートは、「そーせいグループ」の日足チャートになります。

1990年にバイオ医薬品の研究開発と技術移転事業を目的として設立されました。
藤沢薬品工業の出身で元ジェネンテック社長の
田村眞一氏が創設した創薬バイオベンチャーになります。

2004年に東証マザーズに上場し現在は東証プライムとなっています。

まずはチャートのステージを見ていきましょう。

移動平均線大循環分析によるステージCHECK!

現在のステージは第4ステージです。

第4ステージは移動平均線大循環分析においては下降期です。
小次郎講師流に見れば、3本の移動平均線が一気に右肩下がりになっていますので、
トレンドに勢いが出てきたのがわかります。
ここから、帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。

ここからの短期移動平均線と帯の関係を「CHECK」していきましょう。

この企業の注目ポイント

2月14日に発表された2023年3月期決算の内容を見てみましょう。
売上高は前期の177億円に対して、155億円でした。
営業利益は前期の37億円から34億円となりました。
最終利益は前期の10億円から3.8億円でした。
売上高、営業利益、最終利益ともに前期から減少しました。

では、今度は5月12日に発表された2023年3月の四半期決算を見ていきましょう。
売上高は前期の69億円から9.4億円と大幅に減少し、前年同期比でマイナス15.7%でした。
営業利益は前期の40億円からマイナス19億円となり、前年同期比では赤字幅縮小となりました。
最終利益は前期の36億円からマイナス14億円となり、前年同期比では赤字幅縮小となりました。

「そーせいグループ」のビジネスモデルは、得意な創薬初期に集中し、
その後はグローバル大手等にライセンスして事業を効率化しています。
なぜなら、実験室で創薬をするのではなく、コンピューター上で精密な創薬を行うために
期間を短く、資金も少なく行うことができるからです。

ただ、直近は大きく下落しており、提携先の米ファイザーが糖尿病や肥満症の
治療薬候補の開発を中止すると発表したことで、収益貢献への期待が外れたことが理由です。
糖尿病や肥満症の治療薬では注射が一般的ですが、経口薬として開発していたので
期待感が相当高かったために、期待外れになるとストップ安を絡めたようです。

今後は総合失調症治療薬候補の臨床試験結果に注目が集まっていますので、
今後の展開を見守っていきましょう。

このチャートをどう見るか?

移動平均線大循環分析で解説していきましょう。

大局の強気と弱気の分岐点とされる
200本EMA(指数平滑移動平均線)と価格の推移を見ていきましょう。
チャートは日足なので、200本EMAは200日EMAとなります。
まずは、200日EMAの動きを見ていきましょう。
分かりやすいチャートは200日EMAがわかりやすい右肩上がりの動きや、
分かりやすく右肩下がりになっています。

この銘柄は2022年8月から23年にかけて200日EMAが右肩上がりになっています。
つまり、安定上昇が続いていたのが分かります。

次に、200日EMAと帯の関係を見てみましょう。
200日EMAが右肩上がりの時に、上昇帯が中心に推移しているのがわかります。
一時的に下降帯になっても一過性で上昇帯が続いていたので、
長期上昇トレンドが継続していたのがわかります。

最後に直近のステージの変化を見ていきましょう。
直近もつい最近までは安定上昇が続いており、上昇期である第1ステージが続いていました。
また、3本の移動平均線がしっかりと上向きとなっており、
その間隔が広がっていましたので上昇トレンドに勢いがあったことがわかります。
しかし、共同開発の中止のニュースを受けてストップ安を絡めて
一気に下降期である第4ステージに移行しました。

では、今回は連続ストップ安となっていますが、
その前に決済することは可能だったのでしょうか。
結論としては、勿論できると発言される方もいらっしゃるかもしれませんが、
チャートのエッジという面からみると非常に難しいのではないでしょうか。
しいていえば、6月15日の陰線でエッジが無くなったということで、
決済し高値更新を待っていた方なら、逃げ切ることができたでしょう。

いずれにしても、この銘柄のようにストップ高(安)を付けやすい銘柄には、
こういった連続ストップ安で決済ができない
といったリスクがあるということを理解しておきましょう。

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