皆さんこんにちは。
時代は進化していますね。
皆さんもご存知だと思いますが、今「ChatGPT」が世間をざわつかせています。
この「ChatGPT」とは何かというと、高度なAI技術によって、
人間のように自然な会話ができるAIチャットサービスとなります。
2022年11月に公開され、無料で利用できる革新的なサービスとして注目を集め、
生成した文章の見事さや人間味のある回答がSNSなどで大きな話題となりました。
その後、リリース後わずか2カ月でユーザー数が1億人を突破し、
2023年に入ると米マイクロソフトが開発元のOpenAIに対して
100億ドル(1ドル130円として1兆3,000億円)を投資することが報道され、
機能面だけでなく成長性でも注目が集まっています。
この「ChatGPT」を使うと、音楽の歌詞を書いたり、小説を書いたりすることもできるそうです。
また、大学の論文クラスでも書くことができるとのことで
大学では使用を禁止するとこも出てきました。
また、活用を模索する自治体で活発化しており、
神奈川県横須賀市では導入の実証実験を開始したところもあれば、
鳥取県では意思決定はAIではなく、
人間通の話し合いで行われるべきだということで使用を禁止しました。
近未来ではAIが友達になるとか、仕事仲間になっているかもしれませんね。
今回は半導体に関連する銘柄について見ていこうと思います。
では、チャートを見ていきましょう。
今週の注目チャート(移動平均線大循環分析)
高値更新を買う勇気 by masao_shindo on TradingView.com
※TradingView のチャートを使っています
上記のチャートは、「ディスコ」の週足チャートです。
1937年5月、広島県呉市に工業用砥石メーカー「第一製砥所」として、
関家三男氏が創業したのが始まりです。
1968年12月にダイヤモンドを練り込んだ超極薄切断砥石「ミクロンカット」を発表し、
当時の切断機器では砥石の破断が相次いだため、自社で切断装置を開発することになりました。
半導体、電子部品の研削・切断・研磨装置で世界トップ企業です。
では、チャートのステージを見ていきましょう。
移動平均線大循環分析によるステージCHECK!
現在のステージは第1ステージとなっています。
第1ステージは移動平均線大循環分析においては上昇期です。
小次郎講師流に見れば、3本の移動平均線が右肩上がりになってきていますので
上昇トレンドに勢いが出てきているのがわかります。
ここから、帯に傾きが出て間隔が広がってくれば更にトレンドに勢いが出てきます。
ここからの短期移動平均線と帯の関係を「CHECK」していきましょう。
この企業の注目ポイント
先日4月20日に発表された2023年3月期決算の内容を見ていきましょう。
売上高は前期の2537億円から2841億円へと増加しました。
営業利益は前期の915億円から1104億円へと増加しました。
最終利益も前期の662億円から828億円へと増加しました。
売上高、営業利益、最終利益はすべて過去最高となりました。
製品群別の売上高で見ると、精密加工装置の売上が安定しています。
地域別で見ればアジアが圧倒的で北米も伸びてきていました。
アジアは全体の62%を占めておりますが、その中で中国がトップとなっています。
今年度の決算を振りかえると、売上高や営業利益は第1四半期が過去最高となり、
今年度の決算に好影響を与えました。
また、第4四半期では、最終利益が256億円となり過去最高となり、
今年度の決算に好結果をもたらしました。
この好決算の結果を受けてキャッシュフローが増加し、
フリー・キャッシュ・フローは約687億円の増加となり、
3月末の現金残高が訳1630億円となりました。
製品出荷の増加と為替による増益要因が来期も継続するかに注目しましょう。
このチャートをどう見るか?
移動平均線大循環分析で解説していきましょう。
大局の強気と弱気の分岐点とされる
200本EMA(指数平滑移動平均線)と価格の推移を見ていきましょう。
チャートは週足なので、200本EMAは200週EMAとなります。
まずは、200週EMAの動きを見ていきましょう。
分かりやすいチャートは200週EMAが緩やかに右肩上がりだったり、右肩下がりだったりします。
この銘柄は200週EMAが綺麗に右肩上がりになっていますので、
分かりやすいチャートと言えます。
また、価格は200週EMAを一時的に割り込むも、長期で上昇していますので、
大局の上昇トレンドが継続していて、
尚且つ分かりやすいチャートであるということも分かります。
次に、直近の200週EMAと帯の関係を見てみましょう。
基本的に200週EMAが右肩上がりになっており、その上で帯が推移しています。
また、上昇期である第1ステージが中心になっており
下降期である第4ステージの期間は短くなっています。
最後にステージの変化を見ていきましょう。
基本的には200週EMAが右肩上がりで、
第1ステージが長い局面が多いので安定上昇が続いています。
2022年前後は大局の中間波動が続いていましたが、上放れてから安定上昇となっています。
直近の動きを確認すると、高値更新を続けながら第1ステージを継続しています。
もちろん高値更新が続いていますので、どこかで利益確定売りが出てくるでしょう。
そのときのポイントを確認しておきましょう。
ポイントは、短期移動平均線が現状の上向きから下向きになってきたところです。
短期移動平均線が帯でサポートされて再び反発する動きが続けば高値更新が続いていきます。
一方で、短期移動平均線が帯をあっさりと下抜ければトレンド相場が終焉します。
よって、次の反転局面に注目していきましょう。