皆さんこんにちは。
2022年の1月が終わり2月となりました。
2月4日からは北京オリンピックが始まっています。
今回は新たな種目も加わっており非常に楽しみです。
様々な競技でメダルが期待されますが、今回の大注目の一つは
フィギュアスケートではないでしょうか。
男女ともに日本勢の活躍が期待されていますが、
中でも男子はここ2大会連続で日本の羽生結弦選手が連覇を成し遂げています。
3大会連続となるかどうかが注目されますし、
ジャンプやテクニックは年々高度になっているので見応えがあります。
また、スキージャンプも毎回大きな注目を集めています。
男子の小林領有選手や女子の高梨沙羅選手の活躍にも期待がかかっています。
ただ、高所恐怖症の方からすると、ジャンプは見て楽しむものであって
参加したくない競技かもしれません。
スピードスケートでは全14種目が行われます。
高木美帆選手や小平奈緒選手などのメダルが期待されています。
圧倒されるスピード感が楽しめますね。
アルペンスキーも人気がありますが、近年はスノーボードも人気が急上昇しています。
他にもボブスレーやリュージュなどなど、4年に1度の祭典が始まります。
ただ、今回もコロナ感染拡大を防止するために、
観客は入れないということですが、テレビを通して応援していきたいですね。
今回は選手の活躍を撮影する機材を作っている企業を取り上げようと思います。
ただ、昨今は多くの事業を展開しているので映画やゲームの方が、馴染みがあるかもしれません。
では、チャートを見ていきましょう。
今週の注目チャート(移動平均線大循環分析)
正しい投資行動、間違った投資行動 by masao_shindo on TradingView.com
※ 本動画では TradingView のチャートを使っています
上記のチャートは、「ソニーグループ」の日足チャートになります。
電機メーカーを中心とする日本の多国籍コングロマリットです。
世界首位のイメージセンサなどのハードウェア分野をはじめ、
映画や音楽、更には家庭用ゲーム機など幅広い分野で活動しています。
もともとは井深大氏と盛田昭夫氏が
1946年に東京通信工業株式会社として創業したのが始まりです。
まずは、チャートのステージを見ていきましょう。
移動平均線大循環分析によるステージCHECK!
現在のステージは第4ステージとなっています。
第4ステージは移動平均線大循環分析においては下降期です。
小次郎講師流にみれば、帯に傾きが出て間隔が広がってきていますので
下降トレンドに勢いが出てきているのが分かります。
このまま下降トレンドが加速していくのか、
それとも短期移動平均線が帯を上抜けて下降期から変化するのかがポイントとなります。
ここからの短期移動平均線と帯の関係を「CHECK」していきましょう。
この銘柄の注目ポイント
昨年4月28日に発表された2021年3月度の決算発表を見ていきましょう。
まずは、売上高は8兆9993億円、営業利益は9718億円、最終利益は1兆1717億円でした。
売上高、営業利益、最終利益共に過去最高を記録しました。
次に事業部ごとに見てみましょう。
ゲーム&ネットワークサービス事業(G&NS)や
金融事業の伸びが大きかったことで過去最高益に繋がったようです。
(G&NS)事業の売上高が2兆6563億円となり、前年度比で6787億円増でした。
また、金融事業の1兆6689億円となり、前年度比で3612億円増となりました。
次に今年の2月2日に発表された第3四半期決算を見ていきましょう。
売上高が7兆6757億円、営業利益は1兆637億円最終益が7710億円でした。
売上高は前年同期比で13%増でしたが、
最終利益は前年同期比ではマイナスの19.9%となりました。
また、来期の売上高を上方修正しました。
しかし、買収関連費用の計上などが来期業績の抑制要因との見方から
材料出尽くし感から株価は反落しました。
株式市場には「知ったらしまい」という相場用語があります。
好決算という材料をマーケットが織り込んだら、
後は実際の結果が出ても却って下げ材料になるということです。
今後の動向に注目していきましょう。
このチャートをどう見るか?
移動平均線大循環分析で解説していきましょう。
大局の強気と弱気の分岐点とされる
200本EMA(指数平滑移動平均線)と価格の推移を見ていきましょう。
200本EMAがチャート上ずっと右肩上がりになっているのが分かります。
ということはこの銘柄は長期上昇トレンドを形成していることが分かります。
日本株で長期上昇トレンドを形成する銘柄は少ないなか、見事なトレンドとなっています。
もちろん、コロナショックの時は価格が
200日EMAを下回る局面がありましたが、直ぐに切り返していました。
その後も200日EMAを一時的に割り込むところがありましたが、
200日EMAでサポートされて反発していました。
直近も200日EMAに絡んできていますので、大局の上昇トレンドを維持できるのか
それとも反転して長期上昇トレンドが終焉するのか重要な局面になってきています。
次にステージを見ていきましょう。
200日EMAに向けた動きになるところは第4ステージになっていますが、
200日EMAが右肩上がりのところは第4ステージが続かない傾向になります。
また、直近相場も第4ステージになっています。
今までの流れ通りであればここでサポートされますが、決め付けはいけません。
相場で大事なことは、今までがそうだったから今回もそうなるという考え方を排除することです。
もちろん、ここでサポートされて反発するならば、第4ステージでも買った方がよいでしょう。
しかし、現状は売りのエッジがある状態ですので、決め付けずに
200日EMAを下回って下降トレンドに移行した場合の対処法も考えておく必要があります。
ここからステージがどう変化していくのかに注目していきましょう。