注目チャート20|上海総合株価指数

皆さんこんにちは。
今週の9日は「体育の日」でしたね。学校関係や地域の運動会で汗を流したという方も多かったのではないでしょうか。1964年、昭和39年の10月10日に東京オリンピックの夏季大会の開会式が行われ、1966年、昭和41年から国民の祝日となりました。そして、2000年、平成12年にハッピーマンデー法で、10月の第二月曜日になりました。因みに2020年の第32回東京オリンピックの開会式の予定日は7月24日だそうですね。
今週の「S」の気になるチャートとしては、年初来高値を更新してきた「上海総合株価指数」を取り上げようと思います。

今週の注目チャート(移動平均線大循環分析)


上海総合株価指数 日足チャート       10月11日現在

「上海総合株価指数」は、中国の上海証券取引所に上場するすべての株(A株、B株)で構成されています。上海証券取引所の代表的な指数となっています。
中国企業の株式はもともと外国人は投資できませんでしたが、外国人の投資を対中国株へ開放するため新たな市場の種別として「B株」制度が設けられました。「A株」はもともと中国本土の国内投資家専用でしたが、2002年に適格外国機関投資家制度が導入され、海外機関投資家による限定的な投資が認められているようです。
では、その中国の代表的な上海総合株価のチャートを見てみましょう。

移動平均線大循環分析によるステージCHECK!

現在のステージはステージ1となっています。ステージ1移動平均線大循環分析では上昇期となります。小次郎講師流に見れば、ステージ1→ステージ2→ステージ1の押し目買いになっています。年初来高値を更新してからは売りがでましたが、帯に傾きが出て間隔が広がってくるのかどうかを「CHECK」していきましょう。

ズバリ!注目点

今月の10月18日から、党の人事を決める5年に1度の「中国共産党大会」が開催予定となっています。大会では最高指導部の人事や、党の基本路線を決める中国の最重要会議となっており約1週間の会期となっています。習近平国家主席は今期で2期目に入るわけですが、側近の登用や自らの政治思想を盛り込む党規約改正実現をはかり、一段の権力集中をめざすといわれています。これまでも軍部の大粛清や反腐敗闘争として、収賄などの容疑で習派閥外の重鎮を排除してきた経緯を考慮すると、今回の大会においての人事で見えてくるものはあると思われます。
また、習政権としては株価の大きな下落は政権強化の足かせになりますので、党大会が終わるまでは大きな下落の可能性は低いといった見方もあるかもしれません。今回の最重要会議「中国共産党大会」に注目していきましょう。

「S」の目線

リーマンショック後に中国は4兆元(当時で約57兆円)経済対策を実施して上海総合指数も急回復しました。しかし、2015年チャイナショックとしてその経済対策の反動が大きく出て世界の株価に大きく影響を与えました。そこから、押し目を付けながら確りと株価は上昇を続けており年初来高値を更新してきました。上海、深セン上場A株3344社合計でそれぞれ19.85%増収、16.37%増益(Wind資訊データ、8/31の中間決算)となっており、企業業績の好調が背景にあるために、それ程悲観的に見る必要はなさそうです。
ただし、マーケットは生き物で、朝令暮改は当たり前の世界です。ですから、企業業績に目線を向けながらも現在のステージを確りと見ていく必要があります。

(ライター「S」)



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