皆さんこんにちは。
コロナ問題など暗いニュースが多い中、世界を見渡すと明るいニュースも沢山あります。
特にスポーツ界ではテニスやゴルフなどで日本人が大活躍しています。
今回は、その中で米国の野球で大活躍している選手にフォーカスしようと思います。
今季を「二刀流」として復活したサムライ戦士、
ロサンゼルス・エンジェルスの「大谷翔平」選手が大注目されています。
入団4年目を迎え、手術から復活して投手にバッターにと活躍しています。
バッターとしては両リーグトップタイの23本塁打を出しています。
投手としても14試合に登板し、7勝2敗、防御率が3.01となっています。
そして今年のオールスター戦のファン投票では、
DH部門では2位にダブルスコアをつけてトップを独走しています。
さらに6月14日から20日にかけて6本塁打に加え、投手として白星を飾るなど
驚異の活躍で週間最優秀選手(MVP)に輝きました。
昨年のオフに2年総額850万ドル(約9億2400万円)で合意しましたが、
米メディアによると、大谷選手の活躍からすれば10倍以上の価値があると言われています。
コロナ禍において、大谷選手のように世界で活躍する日本人をみると、心が晴れやかになりますね。
これからの活躍にも期待したいですね。
今回はスポーツに関連する企業について見ていこうと思います。
では、チャートを見ていきましょう。
今週の注目チャート(移動平均線大循環分析)
トレンド転換するのかしないのか ~チャートの形状を把握しよう~ by masao_shindo on TradingView.com
※ 本動画では TradingView のチャートを使っています
上記のチャートは、「美津濃」の週足チャートです。
1906年(明治39年)大阪市で水野兄弟商店として
洋品雑貨や運動服の製造販売業を創業したのが始まりです。
現在は大阪市住之江区南港北に本社を置く、日本の大手総合スポーツ用品メーカーです。
長年にわたってスポーツ振興に力を注ぎ、
小さなスポーツ大会からオリンピックをはじめとする
さまざまな国際大会にいたるまで幅広く協力しています。
世界屈指の総合スポーツ用品メーカーとして、国内外から高い評価を受けています。
では、チャートのステージを見ていきましょう。
移動平均線大循環分析によるステージCHECK!
現在のステージは第1ステージとなっています。
第1ステージは移動平均線大循環分析においては上昇期です。
小次郎講師流に見れば、帯に傾きが出て間隔が広がり始めていますので
トレンドに勢いが出始めています。
価格の上に200週EMAが待ち構えており、ここで抵抗を受けるのか、
それとも突破するのかがポイントとなります。
3本の移動平均線の間隔が広がれば突破の可能性が高まり、
短期移動平均線が帯に突入すればトレンドの勢いが無くなっていきます。
ここからの短期移動平均線と帯の関係を「CHECK」していきましょう。
チャートの注目ポイント
5月12日に発表された2021年3月期決算の内容を見ていきましょう。
売上高は1504億円、前期が1697億円でしたので減少となりました。
営業利益は38億円となり、前期の62億円から減少しました。
最終利益は37億円となり、前期の46億円から減少となりました。
新型コロナウイルス感染症拡大によりすべてのリージョンで減収となりました。
グローバルに活躍するミズノではありますが、日本での売り上げが約70%となっています。
その中で、野球やゴルフといったアウトドアスポーツは下期以降で回復基調となりました。
また、コロナ対策の需要に応えたマウスカバーが好調だったようです。
今後の計画としては競技スポーツ事業で培った強みを生かして
ワークビジネス市場やライフ&ヘルス領域の拡大にもチャレンジし、
海外ではランニングフットウエア事業と好調なゴルフ事業を強化し、
海外販売比率の向上を狙っているようです。
東京オリンピックまであと1カ月を切りました。
スポーツの果たす役割は非常に大きいので、コロナウイルス感染症に打ち勝った時には
スポーツ関連企業の業績も回復すると注目されています。
今後の活躍に期待しながら株価を見ていきましょう。
このチャートをどう見るか?
移動平均線大循環分析で解説していきましょう。
大局の強気と弱気の分岐点とされる200本EMAと価格の推移を見ていきましょう。
2015年辺りまでは200本EMAの上で推移していました。
2016年にかけて200本EMAを下回り大局の下降トレンド入りするかと思われましたが、
ダブルボトムを付けてから反発しました。
そこから、200本EMAを上抜けて大局が強気の動きとなり2018年5月に高値を付けました。
しかし、高値を付けてからは急落して200本EMAを下回り大局が弱気の動きとなりました。
2020年3月に底打ちしてから切り返していますが、200本EMAの下で推移しています。
次にステージを見ると200本EMAを下回ってからは
下降期である第4ステージを中心に推移していましたが、2021年に向けてステージが変化し、
上昇期である第1ステージに移行していきました。
ここからのポイントは200本EMAと上昇帯に挟まれている価格がどちらに抜けるかということです。
200本EMAを抜けてくれば大局の動きも強気入りとなります。
一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇期である第1ステージから
上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。
上向きになっていけば、トレンド相場に勢いが付きます。
一方で短期移動平均線が下向きになると、勢いが弱くなっていきます。
ここからの短期移動平均線と帯の間隔がどう推移するかに注目しながら見ていきましょう。