注目チャート16|ドルインデックス

皆さんこんにちは。
秋雨前線が南下し日本列島に大雨をもたらしています。洪水や土砂災害などには注意しましょう。今年の夏は長雨や日照不足の影響で野菜全般が非常に高くなっているようですね。また、台湾や中国の乱獲の影響といわれていますが、この時期に旬を迎える秋刀魚なども高くなっているようです。
安倍政権や黒田日銀総裁は物価を何とかして上げようとしていますが、消費者にとって物価は安いに越したことはありませんので、秋の味覚が安くなることに期待したいですね。今週の「S」の気になるチャートとしては、異変が起き始めているようにも見える「ドルインデックス」を取り上げてみようと思います。

今週の注目チャート(移動平均線大循環分析)

ドルインデックス 日足チャート  9月13日現在

トランプ大統領が大統領選に勝利した昨年2016年11月8日、ドルインデックスは非常に長い下ヒゲをつけてからは、2016年が終わるまで上昇を続けました。
2017年1月20日に大統領に就任してから一時上昇しましたが、今年はほぼ一本調子で下落を続けています。トランプ大統領は就任前に5兆ドルの減税と1兆ドルのインフラ投資に言及していましたので、強烈なドル高になるという見方もあったようですが、結果はご覧のとおりとなっています。下落が続くドルインデックスですが、ここにきてオシレーターに異変が出てきましたので、大循環MACDも掲載しました。では、ドルインデックスの直近のチャートを見てみましょう。

移動平均線大循環分析によるステージCHECK!

現在のステージはステージ4となっています。ステージ4は移動平均線大循環分析では安定下降期となります。小次郎講師流にいえば、帯に傾きが出て間隔が広がっていますので、下降トレンドに勢いがあるのがわかります。しかも、大きなトレンドを形成していますので移動平均線大循環分析において一番取りたい形(パーフェクトオーダー)となっています。MACDの方向性を確認して、帯と短期移動平均線の関係を「CHECK」していきましょう。

ズバリ!注目点

価格の動きとオシレーターの動きは順行することが多いのですが、その動きが逆行することがあります。ダイバージェンスとか、コンバージェンスといった言い方をしますが、この逆行現象は反転の暗示となり、高値で出れば「売りの暗示」となり、安値で出れば「買いの暗示」となります。
2016年末にドルインデックスは高値を更新しましたが、MACDは更新しませんでした。価格はその後反転して下落し「売りの暗示」が上手く機能しました。今回は価格が安値を更新しMACDが更新していません。移動平均線大循環分析ではステージ4を維持していますが、流れが変わる暗示が出てきています。この逆行現象もダマシはありますが、ダマシが続けば続くほど信憑性は高まってきます。ここからのMACDの動きと移動平均線の動きに注目していきましょう。

「S」の目線

チャートの流れにファンダメンタルズを合わせるとすれば、現状のドル安はトランプ政権の混乱による政策が実行されないことによりドルが売られているという側面もあるでしょう。また、トランプ大統領が「米国第一」を掲げ、保護主義政策を遂行することで、「世界の基軸通貨」としての「ドル」の力が弱まるという見方もあるのかもしれません。ここにきて価格とMACDとの間でのオシレーターダイバージェンス(買いの暗示)が発生しそうな状況になってきているということは、マーケットの流れを大きく変えることにつながるかもしれません。トランプ政権の運営内容や米連邦準備制度理事会(FRB)の政策などに目線を向けて流れの変化に対応できるようにしておきましょう。

(ライター「S」)



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