注目チャート154|テスラ(TSLA)

皆さんこんにちは。

菅義偉(すがよしひで)内閣が正式に発足し、
衆参両院の本会議の首相指名選挙で第99代の首相に選出されました。

安倍晋三前首相の辞任に伴うもので首相の交代は約7年8カ月ぶりとなります。
菅首相は安倍前政権の政策路線を継承しつつ、
行政の縦割り打破や規制改革に力を注ぎ、
新型コロナウイルスの感染対策と経済活動再開の両立に最優先で取り組むとのことです。

さて、話は変わりますが季節は夏から秋に変わりつつあります。
朝に元気よく鳴いていたセミの声が無くなり、
夜になると、秋の虫の涼しげな鳴き声が聞こえてきます。

今年の夏は米国の新興市場を中心に元気のよい動きでしたが、
9月になって利益確定売りが出て調整局面となっています。
大きな調整となるのか、それとも一過性の調整で終わり再び大きく上昇するのでしょうか。

答えは誰にも分かりませんが、非常に気になるところです。
今週の注目チャートは、そのナスダックをけん引してきた企業を取り上げました。
では、チャートを見ていきましょう。

今週の注目チャート(移動平均線大循環分析)


※ 本動画では TradingView のチャートを使っています(TradingViewへのリンクはこちら

上記のチャートは、「テスラ」の日足チャートになります。

2003年に設立されたアメリカのシリコンバレーを拠点に
電気自動車やその関連商品を開発、製造、販売している自動車会社です。

創業者の一人であるイーロンマスク氏といえば、
子のテスラだけでなく、宇宙関連のスペースXの創業者でもあります。
南アフリカ出身でアメリカにおける実業者でありエンジニアであり、
世界で最も影響力のある人物ランキングにも登場する人物です。

では、チャートのステージを見ていきましょう。

移動平均線大循環分析によるステージCHECK!

現在のステージは第1ステージです。

第1ステージは移動平均線大循環分析においては上昇期です。
小次郎講師流に見れば、帯に傾きが出て間隔が広がってきているので、
トレンドに勢いがあるのが分かります。

ここから3本の移動平均線に傾きが出て間隔が広がってくれば、
更にトレンドに勢いが出てきます。
一方で、短期移動平均線が帯に突入してくれば第2ステージに移行しますので
ここからの短期移動平均線と上昇帯の関係を「CHECK」していきましょう。

チャートの注目ポイント

テスラの業績を振り返ると赤字の垂れ流しのようにも見える内容です。
2010年12月期の売上高は1億1674万ドルだったのが、
2019年12月期には245億7800万ドルまでに増加しています。
強烈な売上高の増加となっています。

一方で、営業利益、及び、純利益はマイナスが続いています。
直近の3期の純利益を見ると、2017年12月期がマイナス19億6140万ドル
2018年12月期がマイナス9億7609万ドル、2019年12月期はマイナス8億6200万ドル
金額は減ってきていますが前期だけでも日本円で900億円以上(1ドル=105円)の
赤字となっているのです。

ただ、2020年に入って第1四半期(1月から3月)の最終利益は1600万ドルの黒字、
第2四半期(4月から6月)最終利益は1億400万ドルの黒字となっており、
4四半期連続で黒字計上となってきています。

時価総額においてはトヨタを抜いて世界一となってきました。
この動きが本物になるのか、一過性で終わるのかは分かりませんが
世界中でテスラの業績も株価にも注目が集まっているのは事実だと思います。

今後の展開に注目していきましょう。

このチャートをどう見るか?

移動平均線大循環分析で解説していきましょう。

大局の強気と弱気の分岐点とされる200日EMAと価格の推移を見ると、
2019年の10月までは200日EMAの下で価格が推移していたのが分かります。
10月以降は200日EMAが右肩上がりとなり、
コロナショックの時には瞬間200日EMAを割り込みましたが、
200日EMAが支持線となって反発しました。
そこからは、200日EMAと価格の乖離がどんどん大きくなってきており、
トレンドに勢いが出てきているというのが分かります。

次に、移動平均線大循環分析の帯と価格の関係を見ていきましょう。
2020年3月には第4ステージとなりましたが、そこから第1ステージに移行してから
ほとんど第1ステージで8月と9月に第2ステージになりました。

この7月からの動きを見れば明らかですが、
上昇の角度が急激に鋭くなっています。
いわゆる「逆Cカーブ」のような動きになってきています。
「逆Cカーブ」とは、アルファベットの「C」を逆にした形であり、
天井圏や底値圏で出てきやすい形状です。

9月の前半の急落は正に、逆Cカーブの影響のような下落でした。
ポイントはここから、再びトレンドに勢いが出てくるのか、
それとも、9月の高値が天井となり、トレンド転換するのかを見ていく必要があります。
つまり、9月1日の高値、9月8日の安値がカギを握っているということですので、
どちらに更新するのかをチェックしていきましょう。

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