注目チャート139|りそなホールディングス(8308)

皆さんこんばんは。

テレワークやリモートワークが普及してきましたので、
外出することが減った方も多いのではないでしょうか。

外出が減ると季節の移ろいに疎くなるかもしれませんが、
外を歩くと日々気温が上がってきて
春から初夏に向かっていることを感じます。

最近は、急激に暑くなってきて
熱中症などに注意する必要が出てきました。

鹿児島地方気象台は5月10日に奄美地方が梅雨入りしたと発表しました。
3年連続で沖縄よりも早く、全国で最初の梅雨入りとなりました。
翌日には、沖縄気象台は沖縄地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。
昨年の梅雨入りと比べると5日早かったようです。
また、台風1号も発生したようですので、季節は確実に変わってきました。

我々の生活もわざわざ会社に行く必要があるのか、
ZOOMなどの会議でも良いのではないか
といったように社会が変わってきました。
それだけ今回のコロナショックの影響は大きかったということですね。

今週の注目チャートは、時代が大きく変わる中で、この業界も変わっていくのか、
それとも、変化することはないのかが気になるところです。
そういった業界の一つの企業を取りあげました。
では、チャートを見ていきましょう。

今週の注目チャート(移動平均線大循環分析)



チャネルラインと水平線が示唆する世界 by masao_shindo on TradingView.com

 

上記のチャートは、「りそなホールディングス」の日足チャートになります。

りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらいフィナンシャルグループ等を傘下に置く、
りそなグループを形成している金融持株会社です。

りそな銀行は大和銀行とあさひ銀行が合併してできた銀行です。
大和銀行は1918年に大阪野村銀行として創立されたのが始まりです。
この大阪野村銀行の証券部門が分離して現在の野村證券となります。

このように銀行は合併や吸収などを何度も繰り返し、
再編の結果、現在のりそなホールディングスへと繋がってきているのです。

では、チャートのステージを見ていきましょう。

移動平均線大循環分析によるステージCHECK!

現在のステージは第5ステージです。

第5ステージは移動平均線大循環分析においては下降相場の終焉です。
小次郎講師流に見れば、帯が横ばいになって短期移動平均線が帯に突入してきています。
トレンドの勢いが少し弱くなってきているのが分かります。

このままトレンドの勢いが無くなっていくのか、
それとも、再びトレンドに勢いが出てくるのかを、
短期移動平均線と帯の関係で「CHECK」していきましょう。

チャートの注目ポイント

ネット銀行が普及してきてペーパーレスの時代になってきました。
中国などと比べると現金比率はまだ高いですが、
それでも、日々の買い物などはスマートフォンで済ませる方も増えてきました。

それに伴い銀行不要論や就活生の不人気業界といった声も聞こえてきますが、
では、決算内容を確認していきましょう。

5月12日に2020年3月期決算が発表されました。
売上高は8805億円となり前年度と比べて約200億円増加しました。
最終利益は1524億円となり、前年度と比べると約200億円減益となりました。

銀行の主な業務は預金や貸出金となります。
個人の住宅ローンや企業への貸し出しなどは前年からプラス1.2%となっています。
不動産投資としての側面が強いアパートマンションローンは減少していました。
保険や投信、信託業務などのフィー収益は前年度からは減少していました。

そして、銀行業務として一番気になるところは
今回のコロナショックが業績にどういった影響を与えるのかということです。
決算ハイライトでは、幅広い業種に影響が及ぶことを想定しているものの
リーマンショック時との対比では相対的に高いリスク耐性があり
一定のリスクコントロールが可能と想定しているようです。

コロナショックの第2波や第3波がやってくるのかどうかは分かりませんが、
今回の件で日本経済や世界経済がどの程度の影響を受けるかなども含めて
今後の動向を注意して見ていく必要がありますね。

このチャートをどう見るか?

移動平均線大循環分析でみてみましょう。
大局の強気と弱気の分岐点とされる200日EMAをみると、
2019年の秋口から2020年の初めは横ばいになっていましたが、
概ね右肩下がりの動きになっています。

今年に入ってからも200日EMAと下降帯との間隔が広がりを見せており、
下降相場に勢いがあるのが分かります。
そして、3月17日に安値を付けてからは
もみ合い相場になっているのが分かります。

移動平均線大循環分析では、辛うじて第5ステージに移行してきましたが、
まだ、下降帯の間隔が広いことから抵抗帯として機能しています。
ただ、帯の傾きが少しずつ小さくなって帯が横ばいになってきているので、
ここからトレンド転換していくのか、それとも、
帯の抵抗を受けて下降相場継続となるのかが注目となります。

2カ月ほどもみ合い相場になっていますので、上がるにせよ、下がるにせよ、
動き出せばそれなりに大きな動きになる可能性があります。
3月17日以降のもみ合い相場は、高値が切り下がり、
安値が切り上がる三角保ち合いになっています。

高値と高値を結んだ線と安値と安値を結んだ線が
それぞれトレンドラインといいますが、
そのラインがそろそろ交差しそうですので、
上下への放れていく動きになりそうです。

どちらに動きくと決めつけるのではなく、
動いた方に素直に対応していきましょう。

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