注目チャート129|シキボウ(3109)

皆さんこんにちは。

今年の冬は例年よりも温暖な気候のように感じますね。
日本では本格的な冬が到来する前に
昨年にインフルエンザが流行していました。

時期がずれるのは困りものだと思っていましたが、
仮に発症したとしてもインフルエンザ薬がありますので治療法はあります。

ところが、今年になって中国で新型コロナウイルスが見つかりました。

特効薬は無く、ヒトからヒトに感染するということで世界中を震撼させています。
2002年には中国でSARSウイルス(重症急性呼吸器症候群)が流行しました。
その後、2012年には中東でMERSウイルス(中東呼吸器症候群)などが流行しました。

専門家によるとそれらと比べると感染力、毒性は弱いという見方ではありますが、
ウイルスが変異して大流行する懸念も残っているようです。

また、中国は1月24日から春節(旧正月)による大型連休が始まります。
それに伴い、延べ30億人が大移動となりウイルスが大流行すると懸念されています。
さらに、日本にも多くの中国人旅行者がやってきますので対応策が必要かもしれません。
いつも以上に体調管理には注意して、手洗いやうがいを徹底しマスクを着用しましょう。

今週の注目チャートは、このコロナウイルスなどが流行ると
意識されやすい企業を取りあげます。
では、チャートを見ていきましょう。

今週の注目チャート(移動平均線大循環分析)


※ 本動画では TradingView のチャートを使っています(TradingViewへのリンクはこちら

 

上記のチャートは、「シキボウ」の日足チャートになります。

1892年、明治25年に有限責任伝法紡績会社が設立され、
初代社長に鈴木勝夫氏が就任したのが始まりです。

紡績の名門企業であり、寝装やニット、シャツの生地に強みのある会社です。
現在は航空機や機能材にも注力をしている会社です。

インフルエンザや花粉症などのマスクも扱っており、
今回のような新型コロナウイルスが流行するとマスクの売上が一気に伸びるので、
マスク関連企業として注目を集めることが多い企業です。

では、チャートのステージを見ていきましょう。

移動平均線大循環分析によるステージCHECK!

現在のステージは第1ステージです。

第1ステージは移動平均線大循環分析においては上昇期です。
小次郎講師流に見れば、帯に傾きが出て間隔が広がっています。
トレンドに勢いがあるのが分かります。

また、逆Cカーブの上昇となっていることも分かります。
このままトレンドに勢いが出るのかどうかに注意しながら、
短期移動平均線と帯の関係で「CHECK」していきましょう。

チャートの注目ポイント

シキボウの事業内容を見てみると、売上高構成比の半分を占めているのが
繊維セグメントとなり約53%を占めています。
原糸の販売や衣料、ユニホームや生活資材などが繊維セグメントとなっています。

次に産業材セグメントとなり、構成比は約31%となっています。
産業用の資材や機能材料の部門となっています。
最後に不動産・サービスセグメントとなっており約16%となっています。

2019年度3月に発表された決算内容を見ると、
売上高が408億円、営業利益が24億円、最終利益が14億円の赤字となっていました。

2019年4月から9月の上半期決算を見ると、
最終益が5億2,500万円となっており、通期も黒字転換の予想となっています。

ただし、売上高の比率を見ると繊維セグメントが半分を占めているのですが、
この部門は営業利益となると赤字になっています。
そして、不動産部門が営業利益の大半を稼いでいるという歪な構成になっています。

ゆえに、本業の営業利益が回復してくるのかどうかが今後の課題となりそうです。

このチャートをどう見るか?

移動平均線大循環分析でチャートを見てみましょう。

まずは、200日EMAの動きを見ると綺麗な右肩下がりとなっています。
そこから直近の上昇により緩やかではありますが切り返しが入ってきています。
大局の動きを見ると価格が200日EMAを超えてはいますが、
上がり方を見ると一過性の動きのようにも見えます。

ステージの変化を見てみると、
2019年の秋から小さなもみ合いを上放れてからは第1ステージを維持してます。
また、帯の動きを見ると傾きが出て間隔も広がり始めているので
トレンドに勢いが出てきているのが分かります。

しかし、注意しなければいけないのは上昇の角度です。
逆Cカーブという表現を使いますが、急騰しているのが分かります。
現在上昇する材料を織り込んだ時に、
反転してくる可能性があることを認識しておきましょう。

このような急騰銘柄は滅多にありませんが、
200日EMAの超え方やサポレジ転換を確認していた方はこの上昇を取れているはずです。

ですから、チャートを見る時に急騰している派手なところに注目するのではなく、
200日EMAへの挑戦の仕方やサポレジ転換の動きなどに注意して見ていくと
チャート分析の内容が大きく変わってきます。

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