注目チャート128|NIKE(NKE)

皆さんこんにちは。

突然ですが、箱根駅伝を見ないと新年を迎えた気分にならない
という方も多いのではないでしょうか。
毎年1月2日、3日に行われる大学駅伝の競技会です。

日本中が熱狂する駅伝ですが、実は関東地方の地方大会だというのは
意外と知らないという方もいらっしゃるかもしれません。

2日に分けて行われ、往路と復路のコースで総合優勝をかけて戦いますが
今年は青山学院大学が2年ぶり5度目の優勝を掴みました。

今年は区間賞ラッシュと言われ、
総合優勝した青学は総合タイムを6分以上も更新する
好タイムを出しました。

区間賞ラッシュとなったため、
そのランナー達が履いていたシューズが話題になりました。

なぜなら、出場選手210人中177人が着用し
シェア率は実に84.3%だったからです。
まさに、陸上界を席巻する伝説のシューズといっても良いでしょう。

そのシューズは厚底で「ヴェイパーフライ」という名前です。

しかし、国際陸連が東京オリンピックにおいて
そのシューズの使用を禁止するかもしれないという衝撃のニュースが入ってきました。

今週の注目チャートは、その無敵の厚底シューズを使っている企業を取りあげます。
では、チャートを見ていきましょう。

今週の注目チャート(移動平均線大循環分析)


※ 本動画では TradingView のチャートを使っています(TradingViewへのリンクはこちら

 

上記のチャートは「NIKE(ナイキ)」の日足チャートになります。

ナイキは米国の企業で米・オレゴン州に本社を置く
スニーカーなどのスポーツ関連を扱う世界的な企業です。

ギリシャ神話に勝利の女神「二―ケー(NIKE)」が社名の由来だそうです。

そして、ナイキの創業者であるフィル・ナイトが
日本のオニツカタイガー(現在のアシックス)の品質と低価格を気に入り
1962年にオニツカの米国販売権を取得したことから始まっています。
その後、枝分かれして独自のシューズを政策し現在に至っています。

では、チャートのステージを見ていきましょう。

移動平均線大循環分析によるステージCHECK!

現在のステージは第1ステージです。

第1ステージは移動平均線大循環分析においては上昇期です。
小次郎講師流に見れば、帯に傾きが出て間隔が広がっています。
トレンドに勢いがあるのが分かります。

このままトレンドに勢いが出てくるのかどうかを、
短期移動平均線と帯の関係で「CHECK」していきましょう。

チャートの注目ポイント

ナイキの事業の中心は何と言っても「フットウェア」となっています。
次に、「アパレル(スポーツウェア)」となっており、
売上高に占めるフットウェアの比率が約60%でアパレルが約30%と
この二つで90%を占めています。

残りの10%の中がスポーツ用の機器や
コンバースというブランドシューズとなっています。
因みに、ナイキは2003年にコンバース社を買収しました。

2019年12月に発表された2020年の第2四半期決算の内容を見ると
売上高が103億2,600万ドルとなり、前年同期比で10.2%増でした。
純利益が11億1,500万ドルで、前年同期比で31.6増と絶好調の決算内容でした。

そして売上高の世界比率を見ると北米が40%、
欧州・中東が25%、中華圏が14%、アジア太平洋が14%となっており
近年は中華圏の伸びが大きいようです。

スポーツ別の売上高で見ると、ランニングは17%となっています。

国際陸連が東京オリンピックにおいてどのような決定を下すかは未定ですが
もし、このナイキ製のシューズが使用不可となれば影響が出てくるかもしれません。
ここからの動きをニュースにも注意しながら見ていきましょう。

このチャートをどう見るか?

移動平均線大循環分析でチャートを見てみましょう。

まずは、200日EMAの動きを見ると綺麗な右肩上がりとなっているのが分かります。
大局の動きが上昇トレンドを維持しているのが分かります。

ステージの推移で見てみましょう。
今年の春先までは順調に上昇していましたが、
その後は秋まで小さなもみ合い相場になっていました。

9月に小さなもみ合いを上放れて10月に高値を付けて
一度、利益確定売りが出ましたが
そこから再び高値を更新し、史上最高値を更新し続けています。

今回の一連の報道による影響をチャートから見てみると
全く影響が無いように見えるチャートの動きになっています。

「ヴェイパーフライ」シリーズでは
高級品だとランニングシューズで1足3万円以上します。
入荷するとすぐに売り切れてしまうほどの人気となっているようですので、
国際陸連がマラソンで使用禁止を下したとしても売上高には影響が無いのかもしれませんね。

チャート上には黒い折れ線でS&P500の日足チャートを比較として入れました。
こうやって見るとS&P500の動きと連動しているというのがよく分かります。

ですから、ナイキの動向だけでなくS&P500の動向にも注意しながら見ていくことで
マーケットの変化にいち早く察知することが出来るようになっていきます。

個別株の動きを見る時は、それだけを見るのではなく
全体像も見ていくようにしましょう。

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