注目チャート119|近鉄グループホールディングス(9041)

皆さんこんにちは。

10月はスポーツの秋ですね。
バレーボールのワールドカップもロシアに勝利し歴史を塗り替えていましたが、
今、一番盛り上がっているのは何と言ってもラグビーではないでしょうか。

今までは残念ながら日本において人気スポーツとは言えませんでしたが、
日本でワールドカップが開催されているということや
日本代表が圧倒的な強さを示し、
日本のラグビー史上初めて8強入りしたことでも人気に拍車をかけました。

鍛え上げられた強靭な肉体と肉体が本気でぶつかり合う姿が
見ている我々に勇気と感動を与えてくれます。

ラグビー発祥の国といわれるスコットランドを倒したときには
日本中が歓喜に沸いていました。
ラガーマンのノーサイドの精神も素晴らしいですね。

今週の注目チャートはそのラグビーにも関連する企業に注目しました。
では、チャートを見ていきましょう。

今週の注目チャート(移動平均線大循環分析)


※ 本動画では TradingView のチャートを使っています(TradingViewへのリンクはこちら

上記のチャートは、「近鉄グループホールディングス」の週足チャートです。

関西の大手私鉄である近畿日本鉄道、旅行会社であるクラブツーリズムなどを
中核とする近鉄グループの持株会社です。

近畿日本鉄道の母体ともいえる大阪電気軌道は、
1910年、明治43年に大阪と奈良を結ぶ路線を敷設すべく
奈良軌道として設立されました。

そして、生駒トンネル(奈良と大阪を結ぶトンネル)を難工事の末に完成させ、
1914年、大正3年に最初の路線である上本町(大阪)~奈良間が開業しました。

そこから鉄道をベースに不動産、百貨店など今の近鉄グループへと発展し
鉄道においてはJRを除く私鉄の中では最長の路線網を持つ会社となっています。

また、ラグビーの聖地とも称される「花園ラグビー場」をかつては所有しており、
この度のワールドカップのために東大阪市へ譲渡しています。
近鉄ライナーズは近畿日本鉄道が運営する実業団ラグビーチームです。

では、チャートのステージを見ていきましょう。

移動平均線大循環分析によるステージCHECK!

現在のステージは第1ステージです。

第1ステージは移動平均線大循環分析においては上昇期です。
小次郎講師流に見れば、帯に傾きが出て間隔が広がっていますので、
トレンドに勢いがあるのが分かります。

ここから更にトレンドに勢いが出てくるのかどうかを
短期移動平均線と帯の関係を意識しながら「CHECK」していきましょう。

チャートの注目ポイント

グループの事業内容は、運輸、不動産、流通、ホテル・レジャー、
その他の5つに分類されます。

2018年度の決算内容を見ると、売上高は1兆2369億円となっています。
営業利益は677億円で、その内訳は鉄道が44%、非鉄道が56%となっています。
そして、それを今度は沿線か沿線外かで見ると、80%と20%となっており
ビジネスモデルが鉄道を軸として沿線を利用して
非鉄道で稼いでいるということが分かります。
ちなみに最終利益は359億円と過去最高を記録しました。

今後は収益力と財務基盤の更なる強化を目指して
3大プロジェクトを推進しています。

一つ目は万博・IR(総合型リゾート)関連事業、
二つ目は上本町ターミナル事業、
三つ目は伊勢志摩地域の活性化事業です。

また、事業エリアの拡大も狙っており、海外や首都圏、
そして、沖縄での事業展開を狙っているようです。

2020年3月期決算予想は各部門で減収予想となっていますので
少子高齢化による人口減少や、インバウンド関連などにおいて
どれだけの手を打つことができるかが課題となりそうです。

今後の展開に注目していきましょう。

このチャートをどう見るか?

移動平均線大循環分析でチャートを見てみましょう。

200週EMAが右肩上がりになっており、
尚且つ、200週EMAがサポートとなっています。

昨年末から今年に入ってからは「買い」にエッジ(優位性)がある
安定上昇期が続いているのが分かります。

また、2011年からの安値と安値を結んだトレンドラインと
高値と高値を結んだトレンドラインを合わせると、
大きなトライアングルとなっているのが分かります。

さらに、このトライアングルは下値が切り上がる
「アセンディングトライアングル」のようにも見えます。
そして、今年に入ってからそのトライアングルを上に抜けてきたようにも見えます。

もし、これが壮大なアセンディングトライアングルの上抜けであれば、
夢のある相場になる可能性があります。

ただ、来期の業績予想が減収減益となっていますので、
壮大なアセンディングトライアングル上抜けではなく、
2016年から2018年のトライアングルの上抜けの動きなのかもしれません。

いずれにせよチャートは第1ステージを維持しながら安定上昇を続けていますので、
小さなトライアングルの上抜けなのか、壮大なアセンディングトライアングルの上抜けなのかを
確認しながら見ていくようにしましょう。

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