注目チャート115|アシックス(7936)

皆さんこんにちは。

いよいよ、4年に1度のラグビーワールドカップ(W杯)が始まります。
日本各地で9月20日から11月2日まで全国の12会場で開催されます。

開催期間が40日以上と長期間にわたるため、
ホテルをはじめとする観光業界を中心にメリットが期待されています。

また、ビールを飲みながら観戦するという世界共通の独特のスタイルがあり、
大会組織委員会はビールの品切れへの注意を開催都市に行っているようです。
冗談のようですが、ラグビー観戦においては事実のようですね。

前回のW杯における南アフリカ戦では奇跡の勝利をもぎ取り
日本ラグビーの歴史が動いたといわれました。

あれから4年の歳月が過ぎましたが、
今回はラグビー人気が高まってきているところで日本での開催となります。
日本の初戦はロシアです。
是非とも勝利を挙げて勝ち進んでもらいたいものですね。

今週の注目チャートはラグビーなどスポーツ関連の企業に注目しました。
では、チャートを見ていきましょう。

今週の注目チャート(移動平均線大循環分析)


※ 本動画では TradingView のチャートを使っています(TradingViewへのリンクはこちら

鬼塚喜八郎氏が1949年、昭和24年に神戸で鬼塚商会として創業しました。
当初はバスケットシューズの製造販売をしたことから始まっています。

鬼塚氏は選手や監督に直接意見を聞きながらシューズの改良を進めました。
それと同時に全国を営業して歩き、高校の運動部を中心に販売していました。

当初は「ONITSUKA TIGER」印のマークのロゴでした。
1977年に3社と合併して今の社名であるアシックに変更し、
現在は大手総合スポーツ用品メーカーとなっています。

では、チャートのステージを見ていきましょう。

移動平均線大循環分析によるステージCHECK!

現在のステージは第6ステージです。

第6ステージは移動平均線大循環分析においては上昇相場の入り口です。
小次郎講師流に見れば、下降帯が上向きになり間隔が狭くなってきています。
ここから下降帯から上昇帯に転換するのかどうかを
中期移動平均線と長期移動平均線の関係を意識しながら「CHECK」していきましょう。

チャートの注目ポイント

スポーツメーカーは人気の波が激しい業界です。

2018年12月期連結決算は売上高が前期比3.4%減の3,866億円、
本業の儲けを示す営業利益は同46.3%減の105億円でした。

最終の純損益が203億円の赤字となり、前期の129億円の黒字から一転し
20年ぶりの赤字決算となりました。

要因は昨年11月から事業の構造改革に着手したことが挙げられます。
国内外資産の整理、再評価をした結果、
243億円の特別損失を計上したことが影響しました。
不採算店舗の閉鎖、過去に買収した子会社ののれん代、
人員整理における割増退職加算金などを計上し、膿を一気に吐き出した格好のようです。

2019年の1月~6月期の上期決算は
最終利益が55億円となり、黒字転換してきています。

下期の業績予想も黒字転換の予想となり、
最大の課題が米国をはじめとする海外市場となっています。
ここからアシックスが本格的に世界市場で業績を回復してくるかどうかに注目しましょう。

このチャートをどう見るか?

チャートを見ると2015年8月に4,000円の天井をつけてから
下降トレンドを形成しています。
まずは、天井までの動きが非常に分かり易いチャートですので解説していきます。

トレンドが発生した当初は、相場の人気も低く
勢いも弱いことが多いので上昇の角度も緩やかです。

そこから、その銘柄に人気がついてくると
トレンドの角度が上向きになってきます。
このチャートでも顕著にあらわれています。

そして、最後は逆Cカーブといって
アルファベットの「C」を逆さにしたような動きとなって天井を打ちます。

これは、人気絶頂となり多くの投資家が我先にと買い注文を出してくるからです。

ところが、買い注文が一巡すると今度は利益確定売りが出てきて反落します。
たくさん買い注文が出れば出るほど、
つまりは逆Cカーブ的に上昇した後ほど下降のスピードは速くなります。

天井までの流れを見ましたが、今度は一転して下降トレンドが形成されています。
2017年辺りからはチャネルラインという平行四辺形のような動きで推移しています。
さらに細分化すると昨年からはトレンドライン(上値抵抗線)が出来ており、
8月になってからそのトレンドラインを上抜けてきました。
これは一つの変化の兆しとなっています。

移動平均線大循環分析で見ても、
ステージが第4ステージから第6ステージとなっていますので変化を感じます。

現在、チャネルラインと200週EMAの水準が重なってきており、
意識されやすい価格が重なれば重なるほど重要度が高まります。

ということは、そこが非常に重要な抵抗線であることが分かります。
ここからのポイントは、その重要なラインを上抜けるかどうかという点になります。
上抜けすれば流れが変わり、抜けることが出来なければ元の木阿弥となります。
重要局面に差し掛かってきていますので注目していきましょう。

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