注目チャート105|NYダウ(DJI)

皆さんこんにちは。

今週末は大阪でG20(20ヶ国・地域首脳会合)が開催されます。
トランプ大統領が国賓として来日した時の東京も
警備がすごく騒々しい雰囲気がありましたが、
今回の大阪での警備はそれ以上に凄いことになっています。

高速道路は交通規制で通行止め、
一般道路も会場近辺は交通規制と警察による検問。
全国からの応援で日本中の警察官が大阪に集合しており、
大阪が日本で一番治安が良くなっていると言われています。

G20の国と地域だけでなく、国連やIMF(国際通貨基金)、
WTO(世界貿易機構)など、
37の国と主要機関から約3万人が大阪に来ていると言われています。

そんな中、注目されるのはやはり米中首脳会談です。
米中貿易戦争が解決に向かうのか、それとも破綻に向かっていくのか
世界中のマーケット関係者が注目しています。

トランプ大統領は
世界のリーダーとしてふさわしいかは別として
米国の大統領です。

今週の注目チャートは、
その彼が率いる米国の株価がどうなっているかを見ていきましょう。
上下どちらに動いても凄いことになりそうですね。

今週の注目チャート(移動平均線大循環分析)


※ 本動画では TradingView のチャートを使っています(TradingViewへのリンクはこちら

上記のチャートは、「NYダウ」の週足チャートです。

S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが算出する
アメリカを代表する株価指数であり、また、世界を代表する株価指数です。

「ダウ工業株30種平均」の構成銘柄は時代に合わせて
30銘柄の入れ替えを行いますので、
他の株価指数よりも上昇しやすいと言われています。

では、チャートのステージを見ていきましょう。

移動平均線大循環分析によるステージCHECK!

現在のステージは第1ステージです。
第1ステージは移動平均線大循環分析においては上昇期です。

小次郎講師流に見れば、「買い」にエッジのある安定上昇となっています。
トレンドに勢いがあるのが分かります。
このままトレンド継続となるかに注目が集まっています。
短期移動平均線と帯の関係を「CHECK」していきましょう。

チャートの注目ポイント

昨年10月に史上最高値を更新し一気に大幅上昇するのかと思われましたが、
米長期金利の上昇を受けて利益確定が入り、
そのまま年末まで調整が入りました。

そこから価格は切り返し史上最高値更新が見えてきましたが、
米中貿易戦争が泥沼化したことで高値更新はお預けとなり、失速しました。

世界の二大大国の貿易量が減少するということは
世界景気を後退させる材料としては十分です。
当然株価もそれを嫌気して下落しました。

ところが、トランプ大統領が圧力を掛けたからなのか、
米連邦準備制度理事会(FRB)は米連邦公開市場委員会(FOMC)において、
政策金利は現状維持とするものの、次回での政策金利の引き下げを示唆しました。
そして、マーケットは7月利下げを100%織り込むという異常事態となりました。

利下げを織り込むとはどういうことかといいますと、
金融緩和を絶対に行うであろうという予測のもと、
株式市場に資金が一気に流入してきているということです。

そして、史上最高値更新を絡める動きとなってきたのです。
ここからは、週末の米中首脳会談やFRBの金融政策など
目が離せない注目ニュースが続きますのでしっかりと見ていくようにしましょう。

このチャートをどう見るか?

NYダウの週足チャートは非常に興味深いチャートの形状となっています。

まず、昨年10月に史上最高値を更新しました。
高値を更新したということは通常のサイクル理論から見ると、
高値切り上げ、安値切り上げとなりますので、
安値が切り上がっていくのが通常の動きです。

ところが、安値が切り下がっており、弱気への転換を匂わせる動きとなりました。
ステージが第4ステージとなったところからも分かります。

ですが、実際はそこから再び上昇の動きを見せて
第4ステージから第1ステージの上昇期へと移行しました。

米中貿易協議の泥沼化から一時、第2ステージとなるも直ぐに第1ステージに戻りました。
いわゆるステージの「1→2→1の押し目買い」パターンです。

史上最高値更新が見えてきています。
しかし、ここで上値の抵抗を受けて反落することもあります。
そうなると、大天井を形成する可能性が浮上します。

一方で、高値を更新して抵抗線が支持線にかわる
「サポレジ転換」が起きれば話はガラッと変わります。
いわゆる「青天井」となり、どこまで上昇するか分からなくなります。

滅多に使う場面がありませんが、
まさに「運命の別れ道」とでもいいましょうか。
相場の分水嶺となっています。

どちらに転ぶかは相場に聞くしかありませんが、
世界をけん引している銘柄だけに注目して見ていきましょう。

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