注目チャート10|米国株「ユニリーバ」

皆さん、いよいよ8月、夏真っ盛りですね。学生さんは楽しい夏休みを満喫しているのでしょうか。夏といえば皆さんは何をイメージされますか。「S」は、「ビール」に「枝豆」となりますが、これでは少しさみしいですね。
前回はキーワードを「世界一」として作成しましたが、今週からは、「夏」をテーマに記載してみようと思います。やはり暑い日にはアイスクリームということで、「夏」の第一弾として、今週の「S」の気になるチャートは菓子メーカーに焦点を当ててみていこうと思います。

今週の注目チャート(移動平均線大循環分析)

ユニリーバ 週足チャート       8月2日現在

日本アイスクリーム協会の「アイスクリーム白書」では、好きなデザートは「アイスクリーム」が断トツだそうで、1997年の調査開始以来、ずっと1位に君臨する「キング・オブ・デザート」だそうです。
日本での販売実績はロッテとグリコがトップ争いをしているそうですが、世界に目を向けると日本企業はベスト10にも入っておらず、1位はユニリーバが圧倒的なシェアを握っているようです。
米株式市場が最高値を更新して推移しているなかで、ユニリーバのチャートを見てみましょう。

移動平均線大循環分析によるステージCHECK!

現在のステージはステージ1となっています。ステージ1は移動平均線大循環分析では安定上昇期となります。NYダウの上昇に合わせて確りと上昇しているのが分かります。米国ではGDP(国内総生産)に占める個人消費の割合が7割と高く、個人の消費が米国の成長エンジンとなっていますので、NYダウの動向を知るヒントの一つとしてユニリーバの株価を「CHECK」していきましょう。

ズバリ!注目点

ユニリーバはイギリスの石鹸の会社とオランダのマーガリンの会社が合併して出来た、ロンドンとオランダに本社を置く世界180カ国に進出している多国籍企業です。日本では化粧品のイメージが強いと思いますが、リプトンの紅茶と聞けばご存知の方も多いのではないでしょうか。
アイスクリームの分野では世界のトップブランド(ベスト10)の内、半分以上をユニリーバが占めているそうです。日々の生活では気付かなかった世界的な企業がたくさんありますので、買い物をされるときに何処の企業かを確認してみてはいかがでしょうか。日本でもGDP比に占める個人消費は6割となっています。個人消費動向は景気を左右しますので、この夏は「アイスクリーム」をはじめ個人消費の動向に注目してみるのも良いのではないでしょうか。

「S」の目線

ユニリーバの株価に合わせて、赤色の折れ線で日本の菓子メーカーである「江崎グリコ」を載せてみました。
日本の内需関連銘もアベノミクスで大きく上昇した銘柄が多く、「江崎グリコ」もそのうちの一つです。足元では調整していますが、2015年に過去最高値を付け、その後も堅調を維持しているところが、日本での個人消費が確りしていることを表しているようにも見えます。生活必需品や安価なお菓子などの売れ行きが伸びてから、そこから高額商品などの売れ行きが更によくなって来れば、日本の景気も更によくなってくるでしょう。
日経225は暫く保ち合い相場を形成しています。個人消費などの内需関連株に「目線」を向けることで、現状の日経225の保ち合いの行方も見えてくるかもせれません。

(ライター「S」)



公式インジケーターを利用する



小次郎講師と投資を学ぶ