インベスター俳優「瞬」の劇的!初心者講座 その2【エッジ】

季節の始まりには何か新たな目標を胸に!
ってのが世の常、人の常でございやすが、
今年の夏こそトレードで“劇的に”変わりましょうぞ!

さてさて2回目でござんす、劇的初心者講座。
今日もトレードに関する超初歩的なことを、僕と共に学んでいきましょう。

まず投資って専門的な言葉が多いですよね。

投資に限らずとも、
TVのニュースで政治や経済に関する難しい横文字を聞いただけで
拒否反応というか一種のアレルギーみたいな反応が出て、
中身が一切分からない…
なんてこともしばしばだと思います。

聞き手の不勉強と言われてしまえばそれまでですが、
どんな分野にでも精通してるなんて人、まずいません。
メディアなんだからそれを分かりやすい言葉で世間一般の人に伝えるのが仕事でしょうよ!
と嘆いてみてもその言葉は虚しく宙を彷徨うのみ。

そこで僕もなるべく分かりやすい現代口語的な言葉に置き換えて
投資についてお話しする、っていうのを
師匠の小次郎講師譲りのモットーとして持っております。

この前小耳に挟んだ言葉が
「エッジ、って結局なに??」
なるほど、当たり前のように我々使っているこの言葉、
分からない人には謎のように感じることもまた道理。
ならばあっしが噛み砕いて、解説してご覧に入れやしょう!!

(何故か江戸っ子言葉みたいになってるのは最近読んでる本の影響か、
まぁ中二病みたいなものなんでお気になさらずに!)

「エッジ」という言葉も
本や解説する人によって様々に言い換えられるので、
一緒くたにコレ、といった説明が難しいのですが、
要はトレードにおける「有利な局面」「優位性」ってことなんですね。
(普通にエッジの意味を考えれば「角が立ってるね!鋭いね!」なので、
元々そこから転じてるものだと思われます。)

でも「有利な局面」「優位性」というのもピンと来ずな方いらっしゃると思うので、
さらに噛み砕いていうと

「チャンスな時!」だと思うんですよ。

「トレードするならここがチャンスだね!」
と思ったら「エッジがあるね!」と言って差し支えないかと思います。

例を出しましょう。

恋愛に例えてみますと、
あなたが仮に異性に告白をしようと考えているとして、

その相手が合コン(イケてる人が行く社交場なので僕は伝聞推量でしか知りませんが)にたまたま来た人だとします。

さてこの時、お互い初対面&みんなでガヤガヤ盛り上がっている所で告白しますか?

それとも、その後二人きりでの食事でも重ねてある程度親密になってから良いムードの中告白しますか?

という問題。

個人個人の好みを問うているのではなく、
一般論や統計的にどっちがチャンスですか!?といったことなんですね。

この場合、恐らく後者の方が成功率的に正解でしょう。
前者のガヤガヤの中でいきなり告白して成功することは、まずないでしょう。
相手のこともよく知りませんし。
チャンスな時に仕掛けなければ成功するものも成功しません。

ほら、コレ!!
これが「チャンスな時」=「エッジがある」という状況なんですよ!!

告白で言ったら成功率が高い時
=トレードで言ったら勝てそうなチャンスの時
=有利な局面
=エッジがある

実はこれだけのことなんですね。

投資というのは確率のビジネスなので、
(勝つ)確率が高い場所で勝負していこうよ!という考えが根本です。
告白も同じことです。
誰だって断られたいと思わないので、
チャンスじゃない(=確率が低い)時に告白はしたがりません。

それにピッタリの、まさにチャンスタイム到来!ってのが
投資で言えば、いわゆるチャート上の「エッジがある」時なんですよ。

以下のチャートを見てください。

これはとある日のユーロ円の1時間足です。

小難しいことが分からなくても、
この左の端をスタートだとして
直感的にこの後上がるか下がるか2択だとしたら
割とチャンスっぽい、
つまり上がりそうじゃね!?
って場面な気がしますでしょう?

この感覚は決して間違いではなく、
かと言ってその直感だけではダメなのでもっと正確に分析する、
ってのを日々繰り返しているのがチャート分析なのです。
お分かり頂けたでしょうか。

突き詰めていけば、様々なチャートを見て、
「エッジのある局面」を探し出してそこで適切に勝負して行くのが
トレードの正しい姿であると言えます。

 

「エッジ」を正しく理解して、
それを見抜く嗅覚を研ぎ澄ませれば、
皆さんのトレードも劇的に変わるかもしれません。

その為には、まずきちんと勉強しましょう。
エッジがあるか否かの確率とは全て、
膨大な過去の検証の上に成り立っているものなのですから 笑

 

インベスター俳優「瞬」

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