注目チャート45|ビットコイン

皆さんこんにちは。

新年度がスタートしました。街中では初々しいリクルート姿の若者の姿を見かけます。
官公庁や各企業では入省式や入社式が日本全国各地で行われていましたね。
芸能人を招いての派手な入社式から、重々しい入社式まで様々だったようです。
この時期を迎えると自分自身の新入社員時代を思い出す方も多いのではないでしょうか。

「初心忘れるべからず」という言葉が頭に浮かびますが、この言葉は、約600年前、能を大成した世阿弥が『花鏡』という伝書に書き残した言葉だそうです。
世阿弥が言うには、人生の中にいくつもの初心があると言っており、若い時の初心、人生の時々の初心、そして老後の初心。それらを忘れてはならないということだそうです。
我々も「初心」を忘れないように心掛けなければいけませんね。

今週の「S」の気になるチャートは、昨年、大熱狂していた銘柄を見てみようと思います。
では、そのチャートを見ていきましょう。

今週の注目チャート(移動平均線大循環分析)


ビットコイン 日足    4月3日現在

上記のチャートは、「ビットコイン/円」の日足チャートです。
昨年「仮想通貨元年」と言われ、1年で20倍以上に大きく上昇し、ビットコイン保有者からは、「保有していない人はどうかしている」とまで言われていた銘柄です。
では、チャートのステージを見ていきましょう。

移動平均線大循環分析によるステージCHECK!

現在のステージは第4ステージとなっています。
第4ステージは移動平均線大循環分析においては下降期となります。
小次郎講師流に見れば、帯に傾きが出て間隔が広がっていますので、トレンドに勢いがあるのが分かります。
短期移動平均線と帯の関係を「CHECK」していきましょう。

ズバリ!注目点

ビットコインが円換算で200万円を超えたのは昨年の12月でした。
ところが現在、年初のピーク時点と比べて世界の仮想通貨の時価総額は3分の1以下に急減しているそうです。
昨年4月に改正資金決済法を金融庁が施行してから1年が過ぎましたが、残念ながら1月26日に仮想通貨交換業者「コインチェック」による「NEM(ネム)」の不正流出事件が発生しました。
3月に開催されたG20財務相・中央銀行総裁会議でも規制がテーマになり、規制強化の流れが広がってきたことも仮想通貨の下落に繋がっている側面もあると思われます。
現在下落トレンドが発生しており、どこまで下落するのか、といった展開になっていますので、金融庁の仮想通貨交換業者に対する姿勢がどうなるかに注目しながら動向を見ていきましょう。
インターネット証券大手マネックスグループが、コインチェックを数十億円の見通しで買収する方向で調整しているそうですので、今後の証券業界の動向にも注目しておきましょう。

「S」の目線

今回、「初心忘れるべからず」という姿勢でビットコインの動向を見た場合、やはり、「相場にはリスクがある」という当たり前の言葉が出てきます。
そして、過去の様々なバブル相場のチャートを見てみると、同じような特徴があるのが分かります。
一段目の上昇は疑心暗鬼を感じるような動き、
二段目の上昇は綺麗なトレンド形成している動き、
三段目は逆Cカーブを形成して、相場が熱狂の渦に巻き込まれているのが分かる動きになっています。
そして、その三段目を買う方が急増するというパターンです。
その祭りが終わると皆が出口に殺到して急落する動きがバブルの典型的なパターンです。
勉強もしないで相場で利益が出れば、それは運が良かっただけで、逆にその後が危険です。相場にはリスクがあります。だからこそ勉強してから参加するのです。
その「初心」を忘れずに相場と向き合えば、勉強した分だけ自分に返ってきます。

人類は非常に危険である「火」を使うようになってから一気に文明が発展しました。
損失というリスクのある投資もそれをしっかりと管理することで、結果が変わっていくと思いますので、「初心」を忘れずに勉強していきましょう。

(ライター「S」)



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